アーティストインタビュー「山口 修右」 - FROM ARTIST

アーティストインタビュー「山口 修右」

本日は、様々な公募展で受賞しながら、個展開催の経験もある現在活躍中のアーティスト「山口 修右」さんにお話をお伺いしました。


本日はお忙しい中インタビューにご協力いただきありがとうございます!

早速の質問で恐縮ですが、福岡教育大の美術専攻を卒業されていますが、大学で美術を学びたいと思ったきっかけは何ですか?

小さい頃から授業中に教科書の隅っこに、先生の似顔絵を描くぐらい絵はすきでした。小・中・高の頃は美術部などではなく、スポーツをやってましたが、いざ大学受験となってやりたいことはなんだと考えた時、美術の道に進みたいと強く思ったことがきっかけです。

 

大学への進学が、自分のやりたいことを考えるきっかけになっていたんですね。

それでは、今まで出会った中で一番印象に残っているアート作品はありますか?その理由もあれば教えてください。

高校生の頃はゴッホ・ドガが凄いなと思っていましたが、大学時代に、美術館で古典絵画、特にレンブラントを目にした時、感動して、とりつかれました。

 

大学で視野を広げたからこそ、得られた感性なのかもしれませんね…!

影響を受けたアーティストはいますか?どんな部分に影響を受けましたか?

大学でレンブラントに出会って、バロック技法を研究するようになりました。

私は今は具象と抽象両方描いてますが、それはゲルハルト・リヒターの影響です。

 

FROM ARTISTで掲載中の作品では油彩で写実的に静物を描いたものが多いですが、そのスタイルに行きついた経緯を教えてください。

今、from artistさんのサイトでは静物画を公表していますが、静物画以外にも人物、抽象画も描いています。

今のスタイルは、先ほどの回答であったバロック絵画の研究からきていて、それを抽象画にも応用しています。

 

静物画以外にも幅ひろく制作をされているんですね!

普段、作品の制作で心がけている事はありますか?描くモチーフ選びなどもこだわりがあれば教えてください。

静物画であれば、モチーフ選びよりも気を配るのは、対象が醸す"空間"です。モチーフを緻密に描くことよりも物と物の間の"間"にはこだわっています。

 

油彩画にも様々な技法があると思いますが、得意な技法などあれば教えてください。

得意と言えるか分かりませんが、バロックの明暗表現をほとんどの作品に応用しています。

 

バロックの表現をベースにして日々研究しながら描かれているんですね!

ちなみに、制作におけるインスピレーションはどのような所から受けますか?

インスピレーションはなにか他のものから得るというより、なにも飾られていない

唯の壁を眺めていると、こういう空間の絵が欲しいなどとおもい浮かんできます。

 

今後挑戦してみたいと思っている表現やテーマはありますか?また油彩画以外のスタイルに興味はありますか?

もうすでに取り組んでいる具象と抽象の合わせた表現を、from artistさんのサイトでもおいおい公表できたらなと思います。

 あとデッサン作品をもっと突き詰めてペン画的なもので作品化したいなと思います。

 

これまでと違った技法の新たな作品、完成がとても楽しみです!

現在、アート以外に興味がある事、趣味などはありますか?

地元では焼き物が盛んで、自然と私も焼き物が好きになりました。街で気になるコーヒーカップなどがあると衝動買いすることもしばしばです。焼き物は静物画にも登場しますので、趣味が作品にたまたま活きてます。

 

ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

最後に、座右の銘を教えてください。

direct effect "直結"

FROMARTIST掲載中の作品をご紹介

 

 

作品名:林檎の在る静物

 

詳細ページURL:https://from-artist.com/products/ringonoaruseibutu

 

作品一覧:https://from-artist.com/collections/yamaguchisyuusuke

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