日本全国アートの旅・準グランプリ「山崎香住」インタビュー - FROM ARTIST

日本全国アートの旅・準グランプリ「山崎香住」インタビュー

応募・展示点数全107点、動員数は約1500名と多くの応援とご参加で無事閉幕した「日本全国の旅inつくば」。

今回は、準グランプリを受賞された山崎香住さんに普段の生活や作品についてお話を伺いました。


Q.準グランプリおめでとうございます! 

今回出品した作品のテーマや作品に込めた思いがあれば教えてください。

ー今回準グランプリをいただいた作品は、紅葉も終盤を迎えた晩秋の秋の色どりと空気感を描いてみたいと思い取り組みました。

川の両側に赤や黄色に染まった木々、それらの色と空の色の映った川の景色が午後の日差しを受けて景色というより情景に相応しく印象に残っています。


Q.山崎さんの作品は、どれも緑が鮮やかに絵が描かれており、まるで現地にいるかのような透き通った空気感がとても素敵でした。自然の風景を描くようになったきっかけはなんですか?

ー地方の出身ということもあり周囲が自然に囲まれた風景が当たり前でもあり好きなこともあります。どこかで観た景色、旅行などでも既視感を感じる景色を味わうことが多かったり、また和むこともあって自然の風景を描くことが多いです。最近は、犬の散歩途中で見かけた風景をカメラで撮る事も多いですね。


Q.水彩の技法や魅力にこだわって描かれているそうですが、水彩で制作するようになった経緯などあれば教えてください。

ー2016年頃に仕事の制約から少し開放され、時間を持てるようになったタイミングで以前からやりたかった習い事を始めました。

絵が好きだったので、最初は手軽に感じた色鉛筆教室に通い始めました。半年ほど通いましたが、自然を描くには限界があるように感じ、いったん止めました。そこから1年ほど経っても絵を描いてみたい思いは変わらず、18年7月頃にあべとしゆき先生の水彩画をインターネットで拝見して絵から浮かび出る光と透明感、リアル感に感動しました。

それをきっかけに先生の教室に入会申し込みを行い、現在も通っています。水彩画を描くようになって今年の10月で丸5年です。


Q.今回展示した作品の中で、特に思い入れのある作品はありますか?こだわった部分などがあれば教えてください。

ー「空間の共有」という作品が気に入っています。この作品は2022年の「1枚の絵 日曜画家コンクール」で銀賞をいただきました。自身を成長させていくために少しの隙間でも活かそうとする自然界の強さ、逞しさを感じ、空間を共有しながら共に生きていくこの自然の構図が気に入り描いた作品です。

絵全体が緑ですが、それぞれに微妙に異なる緑色の配色に気を配りました。


Q.様々な展示に参加されているとのことですが、だいたいどのくらいの頻度で作品を制作されていますか?

ー以前は仕事の都合もあり、1週間に1作品を仕上げていました。最近は時間的な余裕もできて6号程度の大きさで3日、早ければ2日で描くこともあります。最近やっと集中的に描ける環境になったという感じです。


Q.すごい、毎日続けられる力に圧倒されます。山崎さんは今後、展示やイベントなどのご予定はありますか?

ーせっかく描いた作品なので多くの方に観てもらいたいのはどの作家さんも同じではないかと思います。私も個展や他の方と共同で展示会を開き多くの方に観てもらいたい気持ちはありますが素人ひとりでは難しいかなと思っています。今は各団体が開催している公募展に作品を応募しています。


ー作品を個展で見られる日が楽しみです!本日はインタビューにご協力くださり、ありがとうございました。山崎さんのインスタグラムも、是非チェックしてみてください。

 


「晩秋の川景色」

https://from-artist.com/products/bansyunokawakesiki

アーティスト詳細ページ

https://from-artist.com/collections/yamazakikasumi

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