はじめてのボタニカルアート・インテリア入門 - FROM ARTIST

はじめてのボタニカルアート・インテリア入門

 


お部屋に癒しと彩りを添えるボタニカルアート。「素敵だけど、どう取り入れたらいいの?」という方に向けて、選び方から飾り方まで、初心者さんでも簡単に始められるポイントをご紹介します。



目次

・ボタニカルアートってどんなもの?

予算別!おすすめアート作品の選び方

失敗しない!サイズと飾る場所の決め方

プチプラでも素敵に見せるテクニック

長く楽しむためのお手入れポイント

まとめ


 

ボタニカルアートってどんなもの?

 

ナチュラルで優しい雰囲気のボタニカルアートで、あなたらしい心地よい空間づくりを始めましょう。

ボタニカルアートとは、植物を細密に描いた芸術作品のことです。18世紀のヨーロッパで、植物の特徴を正確に記録するために始まったこの芸術は、現代では純粋な芸術作品として、また、インテリアとしても広く親しまれています。写実的な描写で植物の美しさや特徴を表現し、お部屋に自然の温もりを取り入れることができる魅力的なアートです。

ボタニカルアートの特徴は、何と言っても繊細な描写にあります。一枚の葉の葉脈から、花びらの微妙な色の変化、茎の質感まで、植物の持つ本来の美しさを丁寧に表現します。色使いも特徴的で、パステルカラーや落ち着いた色調が多く使われ、穏やかで優しい雰囲気を醸し出します。自然そのものの美しさを活かしたデザインは、見る人の心を癒してくれます。

現代のボタニカルアートは、さまざまな形で楽しむことができます。伝統的な水彩画は、みずみずしい透明感のある仕上がりが特徴で、一点物としての価値も高く、本格的なアート作品として人気があります。ポスターやプリント作品は、手軽に始められる上に、デジタル技術の進歩により、オリジナルの水彩画の繊細さもしっかりと再現されています。

写真作品も人気のジャンルです。マクロレンズを使用した接写や、特殊な照明技術により、肉眼では見えないような植物の細部まで捉えた作品は、まるで別世界を覗いているような神秘的な魅力があります。また、実際の植物を特殊な技法でプレス加工し、額装した立体的なアートも、独特の存在感で注目を集めています。

初心者の方がボタニカルアートを始める際は、まずはポスターやプリント作品から入るのがおすすめです。手頃な価格で、お部屋の雰囲気に合わせやすいというメリットがあります。また、サイズや色調が統一された作品を複数組み合わせて飾ることで、ギャラリーウォールのような洗練された空間を作ることもできます。

季節に合わせて作品を変えるのも素敵です。春には桜や春の野花、夏には向日葵やトロピカルな植物、秋には紅葉や実りの植物、冬には常緑樹や木の実のモチーフを選ぶことで、四季の移ろいを室内でも感じることができます。このように、ボタニカルアートは単なる装飾以上に、私たちの暮らしに自然の豊かさと季節感をもたらしてくれる、とても魅力的なインテリアアイテムなのです。

次は、予算に合わせて選べるボタニカルアートの魅力をご紹介します。高価な一点物の水彩画から、リーズナブルなポスターまで、それぞれの特徴と魅力を予算別に解説していきましょう。



予算別!おすすめアート作品の選び方

 

ボタニカルアートの予算は、大きく分けて3つの価格帯に分類できます。高級帯(5万円以上)では、プロのアーティストによる直筆の水彩画や限定版のプリントが選べ、中価格帯(1-5万円)では、若手アーティストの作品やクオリティの高い複製画を楽しめます。手頃な価格帯(1万円以下)でも、ポスターやデジタルプリントなど、クオリティの良い作品が豊富に揃っています。

それぞれの価格帯で選ぶポイントをより詳しく見ていきましょう:

高級帯:オリジナルの水彩画や版画は、一点物としての価値があり、時間とともに価値が上がる可能性も。作家のサイン入りや制作過程がわかる証明書付きの作品は、コレクションとしての魅力も高いです。

中価格帯:美術館監修の複製画や、新進気鋭のアーティストによるリミテッドエディションなど、本格的なアート作品を手に入れることができます。額装込みの商品も多く、すぐに飾れるのが魅力です。

手頃な価格帯:デジタルプリントの技術向上により、手頃な価格でも美しい作品が楽しめます。同じシリーズで複数購入してコーディネートを楽しんだり、季節に合わせて付け替えたりと、気軽にインテリアを楽しめます。

このように、予算に応じて様々な選択肢があるボタニカルアートは、初心者からコレクターまで、それぞれのニーズと好みに合わせて楽しむことができる、奥深いインテリアアイテムなのです。

 

それでは、ボタニカルアートを素敵に見せるための、サイズ選びと飾り方のポイントについて詳しく見ていきましょう。



失敗しない!サイズと飾る場所の決め方

ボタニカルアートを飾る際は、植物の特徴を最大限に活かすことが大切です。例えば、繊細な花々や葉の描写が特徴的な作品は、近くで細部まで鑑賞できる位置に飾りましょう。また、自然光の入る窓際に飾ると、時間とともに変化する光の中で、作品の持つ透明感や色の深みをより豊かに感じることができます。

季節のストーリー性を意識した飾り方も効果的です。例えば、同じ植物の成長過程を描いた作品を並べたり、開花から結実までの様子を表現した作品を時系列で配置したりすることで、植物の生命力や自然の循環を感じられる空間が作れます。また、実物の植物やドライフラワーと組み合わせることで、アートと現実の自然が響き合う、より深みのある空間演出が可能です。

壁面のスペースが限られている場合は、イーゼルを使って床置きするのも素敵です。特に大きな観葉植物の近くに配置すると、まるで植物図鑑のような雰囲気を演出できます。また、棚の上に小さめの作品を立てかけ、植物の標本や古書と組み合わせることで、ボタニカルな書斎のような雰囲気も楽しめます。

次は、お金をかけすぎずに、おしゃれなアート空間を作るコツをお教えします。



プチプラでも素敵に見せるテクニック

お金をかけずにおしゃれに見せるコツをご紹介します!

同じサイズのプリントを3枚組で飾る:100均やニトリなどで手に入る同じサイズの作品を横一列に並べるだけで、おしゃれなギャラリー風に

フレームを工夫する:シンプルな額縁でも、台紙の色を工夫したり、複数の作品をきれいに並べたりするだけでグッとセンスアップ

色使いを統一する:白黒だけ、または緑系など、似た色の作品を選んで飾ると、まとまりのある素敵な空間に

照明を活用する:スポットライトや間接照明を使うと、プチプラの作品も雰囲気たっぷりに

このように、ちょっとした工夫で、予算を抑えながらもステキなボタニカルアートの空間が作れます。まずは気軽に始めてみましょう。



長く楽しむためのお手入れポイント

ボタニカルアートを長く楽しむためのお手入れは、難しく考える必要はありません。以下の基本的なポイントを押さえておけば大丈夫です。

日光に注意:直射日光は作品の大敵です。カーテンやブラインドで強い光を避けましょう。

ホコリを払う:月1回程度、柔らかいハタキやはけでやさしくホコリを払うだけでOK。力を入れすぎないのがポイントです。

湿気に気をつける:湿気が多いと紙が傷みやすくなります。除湿剤を近くに置くなど、シンプルな対策で十分です。

額縁は定期的にチェック:3ヶ月に1回程度、額縁がゆるんでいないか確認してみましょう。ガラス拭きもこの時に一緒にどうぞ。

このような簡単なケアを心がけるだけで、お気に入りの作品を長く美しく保つことができます。難しいメンテナンスは必要ありません。まずはできることから始めてみましょう。



まとめ

ボタニカルアートは、お部屋に自然の温もりと優雅さをもたらす素敵なインテリアアイテムです。予算や好みに応じて選べる作品の幅広さ、飾り方の自由度の高さ、そして比較的簡単なお手入れ方法など、初心者の方でも気軽に始められる魅力が満載です。

この記事を参考に、ぜひあなたらしい癒しの空間づくりを楽しんでみてください。たった一枚のボタニカルアートから、あなたの暮らしがより豊かで心地よいものになることを願っています。

 

 

 

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筆者紹介

 

執筆者:Shiori

FROM ARTIST運営スタッフ。特集記事やコラムを組んだり、アーティスト目線での運営のサポートを行っています。

監修者:戸井田翔馬

BUSCA合同会社CEO。FROM ARTIST事業責任者。マーケターとしてキャリアをスタートし、事業会社・広告代理店を経験し独立。カリフォルニア大学バークレー校やロンドンビジネススクールなど複数の大学院・ビジネススクールでマーケティング関連のプログラムを修了。また、マッコーリー大学でMBAコアカリキュラムを、ブリティッシュコロンビア大学で教育におけるアートの重要性も学んでいる。

 

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