「初心者だけどデッサンしてみたい」
「絵を描く練習をしたい」
今回は、このような方のために、初心者でもできるデッサンの方法を詳しく解説します。
目次
・デッサン基礎知識
・デッサンの下準備
・いざ、デッサンをしよう
・まとめ
・デッサン基礎知識
~デッサンとは~
デッサンとは、絵画や彫刻を始める上で基本となる技術の一つです。具体的には、対象物やモデルを眺め、その形や構造を紙やキャンバス上に線で表現する作業です。
初心者がデッサンを始めるときに大切なのは、正確な観察力です。対象物やモデルをじっくり観察し、その特徴や形をよく捉えることがポイントです。そして、それを鉛筆やチャコール、インクなどの道具を使って表現していきます。
最初は基本的な形や線の練習から始めると良いでしょう。円や四角などの基本図形を描いてみたり、日常の物体を写実的に描いてみることで、手や目の動きを慣らしていくことができます。
~デッサンのメリット~
デッサンは芸術の基礎ですが、その基礎をしっかりと築くことで、より高度な表現力を身につけることができます。失敗や試行錯誤も含めて楽しんで取り組んでみましょう。また、絵を描く楽しさや喜びを感じることができ、絵を描くことが好きになるきっかけになるかもしれません。
デッサンには数々の魅力があります。まず第一に、デッサンは自己表現の手段として非常に豊かです。自分の感性や観察力を絵に表現することで、内面の世界を表現し、他人とコミュニケーションを取る新しい方法を見つけることができます。
また、デッサンは観察力を鍛えるのに最適です。対象物を注意深く観察し、その特徴や構造を捉えることで、見る力や考える力が向上します。日常生活でも、物事をより詳細に見る習慣が身につきます。
さらに、デッサンはストレス発散やリラックスにも効果的です。集中して描くことで、日常の悩みやストレスから離れることができます。創造的な活動に没頭することで、心がリフレッシュされると同時に、アートの楽しさを体験することができます。
そして、デッサンは技術向上にもつながります。練習を重ねることで、描写力や線の使い方、構図の組み立てなど、絵画の基礎技術を向上させることができます。
総じて言えば、デッサンは創造性、観察力、ストレス解消、そして技術向上といった面で多くのメリットを提供します。楽しみながら自分自身を表現し、新たな才能や可能性を発見することができる、素晴らしい趣味なのです。
・デッサンの下準備
鉛筆デッサンは、一般的に画用紙や水彩紙を使って行います。鉛筆はその硬度によって選び、描く対象に合わせて使い分けます。丁寧で繊細な描き込みは得意ですが、一度描いた線を修正するのが難しいという側面もあります。
鉛筆の硬度の違いを上手に活用することで、さまざまなトーンやタッチを表現することができます。セット品を購入するのも良いですが、初心者は4Bから2Hの鉛筆を揃えるだけでも十分です。特にHBや2Bはよく使うので、数本揃えておくと便利です。
ほかにもあると便利なものをご紹介します。
〇画用紙
デッサンには専用の画用紙を使います。画用紙にはさまざまな種類があり、描く対象や絵の仕上がりに合わせて選ぶことができます。初心者の方が選ぶなら、凹凸のある「中目」と呼ばれるものがおすすめです。この紙質は鉛筆の運びがしやすく、描きやすいと感じるでしょう。
具体的な商品としては、「サンフラワー紙」がよく使われます。この紙は厚みがあり、表面が強く、柔軟性もあるため、非常に使いやすい画用紙です。初心者が取り組むには最適な選択肢です。
〇カッター
デッサンに使う木炭や鉛筆は、カッターで削って芯を整えた上で描きます。鉛筆の場合は、芯を長めに出して側面を使って描くと良いでしょう。鉛筆削りは、新しい鉛筆を削る際に便利ですが、ある程度削った後にはカッターで形を整えるとより細かな調整ができます。
〇ネリゴム
デッサンの修正には、紙を傷めにくいネリゴムが主に使われます。ネリゴムは消しゴムとしての力はそこまで強くありませんが、軽く擦ったり押し当てたりして微妙な調整が可能です。ネリゴムを使うと、描いた部分を淡くすることや、白い線やタッチを追加するような感覚で修正することができます。
・いざ、デッサンをしよう
下準備が終わったら、実際にデッサンをしてみましょう。
まず、描きたい対象物を選んでください。自然界の風景、身近な物体、または人物など、興味を引くものを選ぶとモチベーションが高まります。対象物をよく観察し、その形や質感、影の配置などを注意深く観察しましょう。
次に、使う鉛筆を選びます。初めはHBから2Bの鉛筆がオススメです。HBは硬く、2Bは少し柔らかめで線が濃くなります。また、消しゴムやネリゴムも用意してください。失敗を修正するのに役立ちます。
キャンバスや紙に対象物の輪郭を軽く描きます。これをスケッチと呼びます。スケッチでは、対象物の大まかな形や配置を捉えることが目的です。軽い線で描くことで、後から修正しやすくなります。
次に、構図を考えます。対象物をどのように配置し、どの角度から描くかを決めます。良い構図を考えることで、絵全体のバランスや美しさを引き出すことができます。
描く際には、軽い線で始め、徐々に濃い線や影を追加していきます。線の力加減や角度を工夫することで、立体感や質感を表現します。鉛筆を長めに出して側面を使うと、柔らかなタッチを出すことができます。
最後に、必要に応じて修正を行います。ネリゴムや消しゴムを使って、微調整を加えることができます。間違いや不要な線を消すことで、作品をより洗練されたものに仕上げましょう。
鉛筆デッサンは、自己表現や観察力の向上に役立つ素晴らしい趣味です。最初の作品が完璧である必要はありません。描けば描くほどコツをつかむことができうまくなっていくので、何回も挑戦してみましょう。
・まとめ
今回は、初心者でもできる鉛筆でのデッサンの方法について詳しくお話しました。
デッサンは、対象物を慎重にとらえ観察力も高めることができます。
道具もそろえやすくチャレンジしやすいので、アート作品を創作する一歩としてぜひデッサンをしてみてください。
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筆者紹介
執筆者:Shiori
FROM ARTIST運営スタッフ。特集記事やコラムを組んだり、アーティスト目線での運営のサポートを行っています。
監修者:戸井田翔馬
BUSCA合同会社CEO。FROM ARTIST事業責任者。マーケターとしてキャリアをスタートし、事業会社・広告代理店を経験し独立。カリフォルニア大学バークレー校やロンドンビジネススクールなど複数の大学院・ビジネススクールでマーケティング関連のプログラムを修了。また、マッコーリー大学でMBAコアカリキュラムを、ブリティッシュコロンビア大学で教育におけるアートの重要性も学んでいる。
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