現代アートの価値はどう決まる?作品の見方と購入のポイント - FROM ARTIST

現代アートの価値はどう決まる?作品の見方と購入のポイント

 


目次

1.はじめに

2. 現代アートの価値を決める要素

3. 現代アートの「見る目」を養うためのポイント

4. 現代アートの購入を考える人へ

5.実際に購入する前に知っておきたいこと

6.まとめ



1. はじめに

現代アートの世界では、時に「どうしてこれがこんなに高いの?」と思うような作品が高額で取引されることがあります。逆に、自分が「素晴らしい!」と思った作品が驚くほど手の届く価格だったりもします。このように、現代アートの価値は一見すると分かりにくく、謎に包まれている部分が多いと感じる方も少なくないでしょう。

この記事では、現代アートの「価値がどう決まるのか」という点に焦点を当て、その背景や購入の際に押さえておきたいポイントについてわかりやすく解説します。アートの購入を考えている方や、ただその仕組みに興味がある方も、ぜひ楽しんで読んでみてください。

 

 

2. 現代アートの価値を決める要素

現代アートの価値は、さまざまな要素が絡み合って決まります。アートの価値を大きく左右するのが、具体的には以下のようなポイントが考慮されます。

 

1.アーティスト自身の評価

展覧会の実績:どの美術館やギャラリーで展示されているか

コレクターの支持:有名なコレクターや財団がそのアーティストの作品を購入しているか

受賞歴:アート界での権威ある賞を受賞しているか

たとえば、草間彌生や村上隆のように、国際的に高い評価を得ているアーティストの作品は、それ自体がブランド化されており、安定して高い価値を持っています。

画像引用:草間彌生 陽光の中で世界に平和を望む


画像引用:村上隆 ドラえもんの日常

 

2.市場の動向

アートの価値は、経済やトレンドの影響を大きく受けます。特定のアーティストやテーマが一時的に注目を集めることで、作品の価格が急騰することがあります。バンクシーのように、作品が社会現象やニュースに関連づけられることで価値が高まる例もあります。

 

3.作品自体の価値

作品自体の価値もとても重要で、以下の要素が影響します。

サイズや素材:大きな作品や高価な素材を使った作品は一般的に高値になりやすい

技術や独創性:他にはない独特な表現や技法を用いている作品は評価されやすい

テーマやメッセージ性:時代背景や社会問題を深く掘り下げた作品は、コレクターから高い評価を受ける

希少性:アート市場では「数が少ないもの」ほど価値が高くなる傾向があります。一点物や限定制作の作品はその典型です。たとえば、エディション番号(限定何部で制作されたか)が記載されている版画作品などは、その希少性が価格に反映されます。

 

 

3. 現代アートの「見る目」を養うためのポイント

アート作品を見るときには、単に「高いから良い」と思うのではなく、いくつかの視点から鑑賞すると、自分にとっての「価値」が見えてきます。

直感を信じる:現代アートにおいては、自分が「好き」と感じる感覚が何よりも大切です。「難しいメッセージが込められていそう」と身構える必要はありません。むしろ、作品を見て「何か面白い」「この色づかいが好き」と思えたら、それがその作品のあなたにとっての価値です。

背景や文脈を理解する:作品に込められた背景やストーリーを知ることで、その価値をより深く理解できます。たとえば、草間彌生の作品は彼女の精神的な闘いを反映しており、表面的なポップなデザインだけでなく、彼女自身の人生に触れることでさらに魅力が広がります。

市場動向を知る:「このアーティストの作品は今後価値が上がるかもしれない」と予測するには、市場動向やギャラリーの展開をチェックすることが重要です。アート雑誌やオンラインプラットフォームを活用して、情報を収集する習慣をつけましょう。

 

アーティストから直接買えるオンラインプラットフォームもあります。FROM ARTISTはアーティストと直接、交渉が可能なオンラインショップです。多数の販売実績があり、幅広いジャンルのアートを取り扱い、作品数やアーティスト数も多く、テレビや雑誌、新聞など多くのメディアに取り上げられ話題性があり、美術館でのイベント開催実績もあるので安心して利用出来ます。


 

4. 現代アートの購入を考える人へ

現代アートを購入する際には、どんなポイントを意識すべきでしょうか。初心者にも分かりやすいポイントをお伝えします。

自分の「好き」を最優先に:アート作品は投資対象として購入する場合もありますが、最終的には「自分が好きかどうか」が最も大切です。毎日眺めて幸せな気持ちになれる作品こそ、あなたにとって最高の一品です。

信頼できるギャラリーを利用する:初心者がアート作品を購入する際は、信頼できるギャラリーやオークションハウスを利用するのがおすすめです。プロのアドバイスを受けられるだけでなく、作品の正当性(真作保証)を確保できる点でも安心です。

初めはエディション作品から始める:原画は高価になりがちですが、エディション(版画や複製)作品なら比較的手頃な価格で購入することができます。また、エディション作品は公式にアーティストが認めたものであり、将来的な価値も期待できる場合があります。

アートフェアや若手アーティストの個展に足を運ぶ:アートフェアや若手アーティストの展示は、比較的手頃な価格で作品を購入できるチャンスです。これらの場所では、将来的に大きく成長する可能性のあるアーティストの作品に出会えることもあります。

 

 

5. 実際に購入する前に知っておきたいこと

購入をする前に、以下の点を確認しておきましょう

作品の来歴:誰が所有していたか、どこで展示されていたかなどの情報

保存方法:特に絵画や版画の場合、適切に保管しなければ劣化するリスクがある

予算の範囲を明確に:予め購入前に予算を設定する

 

 

6. まとめ

現代アートの価値は、単に価格や評価だけでは測れません。見る人がその作品にどんな感情を抱き、どのようなメッセージを受け取るかによって、その人にとっての「価値」が決まります。また、購入を考える場合は、自分の直感や楽しむ気持ちを大切にしつつ、少しずつ知識を増やしていくことがポイントです。

ぜひ、現代アートを自分なりの視点で楽しみ、可能であれば「自分だけの一品」を見つけてみてください。そこには、日常生活を少しだけ特別にしてくれる力が宿っていることでしょう。


 

 

日本全国約700名のアーティストが登録するFROM ARTISTでは、Webサイトからたくさんの作品をご覧いただけます。絵画の販売もおこなっているので、家に飾ると美術館のようにお楽しみいただけます。

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ご購入を希望の方はこちら ▶︎ https://line.me/ti/p/%40517rkxah

アーティストの方はこちら ▶︎ https://line.me/ti/p/%40433xxkes

  

 

執筆者:MIKIKO

FROM ARTIST 運営スタッフ。コラム記事の作成をしています。アーティストの魅力をお伝えできるように、運営のサポートを行っています。

 

監修者:戸井田翔馬

BUSCA合同会社CEO。FROM ARTIST事業責任者。マーケターとしてキャリアをスタートし、事業会社・広告代理店を経験し独立。カリフォルニア大学バークレー校やロンドンビジネススクールなど複数の大学院・ビジネススクールでマーケティング関連のプログラムを修了。また、マッコーリー大学でMBAコアカリキュラムを、ブリティッシュコロンビア大学で教育におけるアートの重要性も学んでいる。

 

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