絵画を購入するときや実際にキャンバスを買って描こうと思ったときに、サイズが多すぎてどれがいいのかわからない!と感じた経験はありませんか??
普段利用しているコピー用紙などは、だいたいのものがA4・B5サイズがほとんどだと思いますが、絵画で使われるサイズはそれよりももっとたくさんの種類のサイズがあるんです!
というわけで今回は、主に絵画でよく使われるサイズや種類について、細かく解説していきます。
目次
・キャンパスサイズの見方を解説
・手軽に飾れるスモールサイズ作品
・お部屋の雰囲気を変えるミディアムサイズ作品
・存在感抜群!ラージサイズ作品
・まとめ
・FROM ARTISTへの流れ
・キャンパスサイズの見方を解説
よく展示してある絵画のサイズで、「M〇号」「S〇号」といった表記を見かけませんか?
A4やB5といった印刷紙のサイズ表記と似ていますが、若干違います。
印刷用紙の場合、A判とB判のサイズの異なる用紙が2種類あり、A判の最大サイズがA0半分に分割したものがA1…というように、数字が大きくなるにつれて小さくなっていきます。
しかし、絵画で使われるキャンバスは、印刷用紙の表記とは逆の数え方になっています。
0号が一番小さいサイズで、号数が増えれば増えるほど大きなサイズになります。
◎〇号の数字は長辺を表したもの
号数によって、あらかじめ長辺の長さが統一されています。
号数によって長辺の長さが決まっているので、作品の号数を知りたいときは長辺の長さと早見表を見比べれば号数がわかるようになっています!
◎アルファベットは短編を表したもの
号数の手前に、アルファベットが記載されていると思います。
アルファベットの種類はF・P・S・Mの4種類があり、それぞれ絵の短辺の長さを表しています。
S>F>P>Mの順番で短辺の長さが長くなります。海景を描く時はM、人物を描くときはF…といったように昔は用途に合わせて最適な比率のキャンバスを選ぶのが主流でしたが、現在はアルファベットに縛られず、好きな大きさで絵を描く人が多いです。
◎SMサイズとは?
SM(サムホール)サイズは、1号と 2号の中間くらいの大きさで、F・P・M・Sとはまた別のサイズです。
・手軽に飾れるスモールサイズ作品
絵画にも、小さい作品から大きな作品まで、様々なサイズがあります。
一人暮らしやマンションで、飾れる作品のサイズが限られてくるという方は、はがきサイズや20cm程度のスモールサイズの作品がおすすめです!
玄関の棚やデスクの上など、手軽に飾れてお部屋も華やかになりますよ♪
作品名:「春の嵐」
アーティスト名:Chichi
作品詳細ページ:https://from-artist.com/products/harunoarashi
作品名:minamo
アーティスト名:大友利香
作品詳細ページ:https://from-artist.com/products/minamo
↓その他スモールサイズの作品一覧はこちら↓
・お部屋の雰囲気を変えるミディアムサイズ作品
リビングや寝室、廊下の壁に飾るなら、5号~12号くらいのミディアムサイズもおすすめです!
一点だけ飾るのもよし、スペースがあるなら複数飾るのもよし!絵を飾ることで、家でのモチベーションもアップするかもしれません。
作品名:番の鴨
アーティスト名:上野剛史
作品詳細ページ:https://from-artist.com/products/tsugainokamo
作品名:虹色River
アーティスト名:TAE
作品詳細ページ:https://from-artist.com/products/nijiiro-river
↓その他ミディアムサイズの作品一覧はこちら↓
・存在感抜群!ラージサイズ作品
大きな部屋の壁や応接間など、部屋に特別感を出したい方は20号以上のラージサイズの作品がおススメです!
絵画の圧倒的な存在感に思わず目を奪われますし、お部屋の雰囲気をガラっと変えたい人には是非おススメします。
作品名:平面と奥行き
アーティスト名:南岡徹
作品詳細ページ:https://from-artist.com/products/heimentookuyuki
作品名:憧憬
アーティスト名:Lu
作品詳細ページ:https://from-artist.com/products/syoukei
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・まとめ
◎号数によって長辺の長さが決まっている
◎数字の前のアルファベットは、それぞれの短辺の長さ
◎部屋に飾るスペースが狭い人はスモールやミディアム作品、応接間など印象をガラっと変えたい人はラージ作品がおすすめ!
号数やアルファベットの区別ができるようになったら、ネット上で作品を見るときにもだいたいのサイズや比率が想像しやすくなると思います。
作品を購入したい人や、これから作品を制作したい人も是非参考にしてみてください!
今回掲載した作品は、FROM ARTISTで登録いただいているアーティスト様から何点かピックアップさせていただきました!
今回取り上げた作品のほかにも、日本全国から集まったアーティスト様の作品をたくさんお取り扱いさせていただいてますので、きっとここでしか出会えない作品もきっとあります。
既存作品の販売のほか、オークションやアーティストにオーダーして制作してもらえるサービスも行っていますので是非お気軽にご相談ください!
執筆者:フミトリツムギ
FROM ARTIST運営スタッフ。特集記事やコラムを組んだり、アーティスト目線での運営のサポートを行っています。
普段は専門学校で講師を行いつつ、個展や公募展など作家活動に励んでいます。
監修者:戸井田翔馬
BUSCA合同会社CEO。FROM ARTIST事業責任者。マーケターとしてキャリアをスタートし、事業会社・広告代理店を経験し独立。カリフォルニア大学バークレー校やロンドンビジネススクールなど複数の大学院・ビジネススクールでマーケティング関連のプログラムを修了。また、マッコーリー大学でMBAコアカリキュラムを、ブリティッシュコロンビア大学で教育におけるアートの重要性も学んでいる。