【2023年度版】今行きたい!北海道でおすすめの美術館10選 - FROM ARTIST

【2023年度版】今行きたい!北海道でおすすめの美術館10選

大きな面積をもつ北海道は世界中からの旅行先として非常に人気な観光地です。

また、北海道の季節ならではの景色も美しく、美術館も景色や自然に調和した形になっています。本日は、北海道の美術館についてご紹介します。


目次

西18丁目 / 北海道立近代美術館

南小樽 / 北一ヴェネツィア美術館

芸術の森 / 札幌芸術の森美術館

西15丁目 / 北海道立三岸好太郎美術館

釧路 / 北海道立釧路芸術館

五稜郭公園入口 / 北海道立函館美術館

鹿追役場前 / 神田日勝記念美術館

彫刻美術館入口 / 本郷新記念札幌彫刻美術館

白樺団地 / 小川原脩記念美術館

新旭川 / 中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館

まとめ


西18丁目 / 北海道立近代美術館

1977年、「地域×国際」をテーマに総合的近代美術館の構想のもと開館。

北海道を中心に活躍した画家たちの作品や、日本の近現代美術、エコール・ド・パリやガラス工芸品などを中心に収蔵しています。北海道出身の作家や北海道を舞台にした作品が多数展示されているため、北海道にゆかりのある美術を楽しむことができます。

美術館内には、展示室のほかにもショップ、カフェなどがあり、ゆっくり休憩しながら満喫することができます。

アクセスも良く、質の高い作品を素晴らしいロケーションで楽しめるので是非行ってみてください。


【展覧会情報】

2023年4月22日~6月11日:美しいものとの時間 友田コレクションの精華 魅惑の版画と詩

2023年4月22日~6月11日:【特別展】トリック×イリュージョン!


Webサイト

https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/knb

住所

北海道札幌市中央区北1条西17丁目



南小樽 / 北一ヴェネツィア美術館

1988年、ヴェネツィアガラスの優れた作品を保存して後世に伝えていくために開館。

世界最高峰の技術を現在まで継承してきた伝統があるヴェネツィアガラス作品を、ガラスの街で知られる小樽で鑑賞することができます。多彩なジャンルのヴェネツィアガラス作品を収蔵し、一千年の歴史を誇るヴェネツィアガラスの工芸品からタリアの伝統的な家具や調度品などが常時約3,000点展示されています。世界で活躍するヴェネツィアのガラス作家達の素晴らしい作品も多数展示しています。

建物は、ヴェネツィアに現存するグラッシィ宮殿をモデルに建てられ、内装もヴェネツィアン・スタイルで統一し、まるで18世紀頃のヴェネツィアにタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。


【展覧会情報】

2023年4月11日~6月12日:華やぎのヴェネツィアン・グラス展- 貴族が愛した至高の芸術 -


Webサイト

https://venezia-museum.or.jp/

住所

北海道小樽市堺町5−27



芸術の森 / 札幌芸術の森美術館

1990年、緑豊かな札幌芸術の森に開館。

日本画、洋画、彫刻、版画などの日本の美術作品を所蔵しています。また、北海道や札幌市の作家の作品も展示されています。

常設のほかに、学芸室、美術教室、図書室、カフェなどがあるため、訪れる人々に様々な楽しみ方を提供しています。

美術館の周囲には「芸術の森」と呼ばれる広大な敷地があり、美術館だけではなく自然も楽しめる環境が整っているので癒されながら楽しむことができます。

建物自体は美術作品のような美しいデザインで、周辺の自然環境と調和しています。また、庭園内には彫刻作品が展示されており、自然とアートが融合した空間を楽しむことができます。


【展覧会情報】

2023年4月15日~6月11日:札幌美術展 艾沢詳子 gathering―集積する時間



Webサイト

https://artpark.or.jp/shisetsu/sapporo-art-museum/

住所

北海道札幌市南区芸術の森2丁目75



西15丁目 / 北海道立三岸好太郎美術館

1985年、三岸好太郎の画業を顕彰し、作品を展示・収集するために開館。

三岸好太郎の作品を中心に、北海道を中心に活躍した画家たちの作品を多数所蔵しています。美術品や、美術品関連の書籍・資料なども収蔵されています。

三岸好太郎の多彩な作品を楽しめるだけでなく、北海道の美術史や文化について学ぶことができる点が魅力的です。美術館が所蔵する美術品や資料は、北海道を知る上で貴重なものが多く、地域文化の理解にもつながります。

美術館の建物は、北海道の自然を取り入れた設計で、美術館の外観そのものが芸術作品のようで、内部には三岸好太郎の生涯や作品を紹介する「三岸好太郎室」が設置されている点が特徴的です。

併設カフェでは、珈琲やスイーツを楽しむことができ、美しい景色を見ながらゆったりした時間を過ごせます。


Webサイト

https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/mkb

住所

北海道札幌市中央区北2条西15丁目 北海道立三岸好太郎美術館 1階



釧路 / 北海道立釧路芸術館

1998年、釧路・根室圏の新しい芸術文化の拠点として開館。

映像芸術・自然と芸術・地域と芸術を中心に収集し、日本画や油彩水彩、彫刻、版画、デザインなど収蔵しています。

釧路市民に愛される芸術館として、地元アーティストの作品を展示することに力を入れています。

北海道内でも屈指の美術館の一つであり、アート作品を楽しむことに加えて、地域文化や歴史について学ぶこともできます。

企画展が充実しており、今後は世界で活躍する画家の展覧会からディズニーがテーマの展覧会など予定されているので、美術館に行く際は展覧会情報は是非チェックして訪れてください。


【展覧会情報】

4月22日~6月18日:開館25周年記念

奈良原一高 写真展 時空をこえた光

4月22日~6月18日:ハコビ・コレクションのお宝 北海道立函館美術館コレクション名品選 松前藩のご家老画家・波響から、アメリカン・ポップ・アーティストのウォーホルまで



Webサイト

https://www.kushiro-artmu.jp/

住所

北海道釧路市幸町4丁目1−5



五稜郭公園入口 / 北海道立函館美術館

1986年、「道南ゆかりの美術」「書と東洋美術」「文字と記号に関わる現代美術」という3つのテーマのもと北海道の芸術文化振興のため開館。

北海道にゆかりのある美術品や、東洋美術、現代美術を中心に約2300点所蔵しています。

定期的な企画展では、1つ1つの質が高く、見ごたえがあります。

周辺には、観光地として有名な五稜郭タワーがあり、自然を楽しみながら公園を散策することができます。


【展覧会情報】

2023年4月29日~9月24日:金子鷗亭Ⅰ期 書との出合い

2023年4月29日~9月24日:生誕100年 鎌田俳捺子展

2023年4月29日~9月24日:アニメーション美術の創造者 新・山本二三展


Webサイト

https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/hbj

住所

北海道函館市五稜郭町37−6 北海道立函館美術館



鹿追役場前 / 神田日勝記念美術館

1993年、画家の神田日勝の作品を展示するため開館。

神田日勝は「あの真っ白なキャンバスの上に、確かな生命の痕跡を残したい」と自らの生きざまを表現した作品は多くのファンを生み、画風を変遷させながら独自のリアリズムの画法を生み出しました。

2019年連続テレビ小説「なつぞら」で神田日勝をモチーフにした青年画家「山田天陽」の登場で全国的に存在が知られるようになりました。

館内では音声ガイドで作品の理解を深めることができ、「なつぞら」で山田を演じた俳優の吉沢亮の語りで楽しむことができます。

約20点と数少ない作品の中、心動かされる迫力ある作品が並んでいるのでおすすめ美術館です。


【展覧会情報】

2023年4月12日~6月14日:神田日勝 未完のキャンバス Part2



Webサイト

https://kandanissho.com/

住所

北海道河東郡鹿追町東町3丁目2


彫刻美術館入口 / 本郷新記念札幌彫刻美術館

1981年、閑静な住宅地に彫刻家・本郷新の作品を展示すべく開館。

コレクションは、本郷新の彫刻作品や絵画など約1800点を収蔵しています。本郷新の彫刻作品の迫力や躍動感を生で体感し、じっくり鑑賞することができます。

本館と記念館が隣接し、本館は彫刻作品メイン、記念館では企画展などを楽しむことができます。

美術館周辺にも彫刻作品がちりばめられているので宝探しのように楽しめます。

こじんまりとしているので、じっくりと作品鑑賞できる穴場美術館です。是非行ってみてください。


Webサイト

http://www.hongoshin-smos.jp/

住所

北海道札幌市中央区宮の森4条12丁目1−41


白樺団地 / 小川原脩記念美術館

1999年、戦後北海道の美術界を牽引した北海道出身の小川原脩を顕彰するため開館。

小川の初期から晩年までの作品を約80点収蔵しています。また、北海道出身の作家の作品も展示されています。

また、定期的に展覧会も開催されており、知る人ぞ知る穴場美術館です。

大きな窓から眺める景色も美しく、静かでゆっくり作品鑑賞することができます。

倶知安町に訪れた際はぜひ行ってみてください。


【展覧会情報】

2023年3月4日~7月2日:小川原脩展「アジアの大地」

2023年4月22日~7月2日:小川原脩・穂井田日出麿 二人展 -生きる-


Webサイト

https://www.town.kutchan.hokkaido.jp/culture-sports/ogawara-museum/

住所

北海道虻田郡倶知安町北6条東7丁目1


新旭川 / 中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館

1994年、近代彫刻史に歴史を残した彫刻家・中原悌二郎を記念し、彫刻専門美術館として開館。

コレクションは、中原の作品が中心に12点、中原に影響を与えたロダンや荻原守衛の作品、親友の石井鶴三と堀進二の作品も所蔵しています。

彫刻の概念が変わってしまうような迫力ある作品が並んでいます。

建物は、1902年に建設された旧旭川偕行社を活用し、戦争時など様々な歴史が刻まれた建物です。

旭川に訪れた際は是非行ってみてください。


【展覧会情報】

2023年2月11日~5月28日:収蔵品展「触覚空間を描く -彫刻家の素描(デッサン)-」 

2023年3月18日~5月7日:企画展「彫刻家による 版画の世界」


Webサイト

https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/sculpture/

住所

北海道旭川市春光5条7丁目



まとめ

今回は北海道の美術館についてご紹介しました。

北海道の端から端まで楽しめる美術館がたくさんありました。

気になった美術館があれば是非行ってみてください。


日本全国約300名のアーティストが登録するFROM ARTISTでは、Webサイトからたくさんの作品をご覧いただけます。絵画の販売もおこなっているので、家に飾ると美術館のようにお楽しみいただけます。

もっと詳しく知りたい方はお気軽にお問い合わせください。


Webサイト https://from-artist.com/

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筆者紹介


Shiori執筆者:Shiori

FROM ARTIST運営スタッフ。特集記事やコラムを組んだり、アーティスト目線での運営のサポートを行っています。

4年半使ってたスマホを新しく買い換え、GooglePixelユーザーになりました。

いろんな意味で快適です。 

戸井田翔馬監修者:戸井田翔馬

BUSCA合同会社CEO。FROM ARTIST事業責任者。マーケターとしてキャリアをスタートし、事業会社・広告代理店を経験し独立。カリフォルニア大学バークレー校やロンドンビジネススクールなど複数の大学院・ビジネススクールでマーケティング関連のプログラムを修了。また、マッコーリー大学でMBAコアカリキュラムを、ブリティッシュコロンビア大学で教育におけるアートの重要性も学んでいる。

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