千葉には、美しいロケーションをいかした美術館や、地域に密着した美術館があります。
今回は千葉のおすすめ美術館についてご紹介します。
目次
千葉 / 千葉市美術館
土気 / ホキ美術館
千葉みなと / 千葉県立美術館
京成中山 / 市川市東山魁夷記念館
野田市 / 茂木本家美術館
高滝 / 市原湖畔美術館
勝浦 / SGT美術館
京成佐倉 / 佐倉市立美術館
まとめ
千葉 / 千葉市美術館
1995年に開館、2020年にリニューアルされた市立美術館。
昭和2年に建てられた旧川崎千葉支店銀行を保存・復元し、建物を囲うように建てられたさや堂ホールが見どころの一つです。ネオ・ルネサンス様式の建物から、銀行当時の空気感を味わうことができます。
全国的にも評価の高い展覧会では、浮世絵、江戸絵画、現代美術を中心に開催しています。
喜多川歌麿や葛飾北斎をはじめとする有名日本画家の作品が多数展示されているので、本物をじっくり鑑賞することができます。
【展覧会情報】
2023年1月13日 – 2月26日:没後200年 亜欧堂田善 江戸の洋風画家・創造の軌跡
2023年1月13日 – 2月26日:新収蔵作品展−江戸絵画を中心に
2023年2月7日 – 3月5日:千葉市美術館コレクション選
2023年1月14日 – 4月2日:原倫太郎+原游|RE 幼年期ディスカバリー
Webサイト |
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住所 |
千葉県千葉市中央区中央3-10-8 |
土気 / ホキ美術館
日本初の写実絵画専門美術館として2010年に開館。
収蔵作品は約500点、野田弘志、中山忠彦など約60名の現代作家の作品を展示しています。
自然と調和する3層の回廊の建物で、目を凝らして見たくなるようなリアル感溢れる作品を近くでじっくり鑑賞できます。
併設するカフェや本格的なイタリアンを楽しめるレストラン、ミュージアムショップも充実しているので、美術館でゆったりした一日を過ごすことができます。
【展覧会情報】
2022年11月18日〜2023年5月21日:Let’s Travel 絵の中を旅しよう!展
Webサイト |
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住所 |
千葉県千葉市緑区あすみが丘東3-15 |
千葉みなと / 千葉県立美術館
1974年に「みる・かたる・つくる」総合的な美術館活動を基本方針として開館。
日本画や洋画、版画や彫刻まで幅広い美術作品を展示しています。
定期的な展覧会だけでなく、事前予約制のワークショップを開催するなど、大人も子供も楽しめるようなイベントをおこなっています。
【展覧会情報】
2023年1月25日~2023年3月21日:山下麻衣+小林直人 −もし太陽に名前がなかったら−
2023年1月25日~2023年3月21日:第4期コレクション展「名品4−旧制千葉中学から広がる堀江正章の系譜−」
Webサイト |
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住所 |
千葉県千葉市中央区中央港1-10-1 |
京成中山 / 市川市東山魁夷記念館
20世紀の日本を代表する日本画家、東山魁夷のゆかりの地である市川に2005年開館。
《緑映》《夏に入る》《雪野》などの作品や東山魁夷に関する資料や遺品などを鑑賞することができます。
八角形の塔がある西洋風の外観の建物と緑豊かな庭を見ながら、落ち着いた雰囲気で過ごすことができます。
【展覧会情報】
2023年1月28日~2023年3月12日:令和4年度特別展「日本画と歌舞伎の世界-革新によって守り継がれた伝統-」
Webサイト |
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住所 |
千葉県市川市中山1-16-2 |
野田市 / 茂木本家美術館
キッコーマンの創業家のひとつである茂木本家が2006年に開館。
葛飾北斎や横山大観などの有名画家の作品を含む近世から現代までの約4300点の作品を収蔵しています。
芝生広がる庭園や稲荷神社との調和を大切にした建物は、自然の窓やタワーの月の仕掛けなど空間を楽しめる工夫があり、落ち着いて作品を鑑賞することができます。
【展覧会情報】
2023年2月8日~3月26日:浮世絵でめぐる滝と橋 ―北斎から巴水まで―
Webサイト |
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住所 |
千葉県野田市野田242 |
高滝 / 市原湖畔美術館
観光・文化施設「市原市水と彫刻の丘」のリニューアルにて2013年に開館。
現代アートを中心とした企画展や、地域・子供のためのワークショップの開催、コミュニティ活動など、「アートによる地域づくり」の役割を持っています。
収蔵作品として、日本を代表する版画家の深沢幸雄の作品を約500点展示しています。
高滝湖畔の美しい景色の中で作品とアートともに楽しむことができます。
併設するレストランでは大人気の窯焼きのピザを販売しているので是非チェックしてみてください。
【展覧会情報】
2023年2月4日~ 2023年3月5日:第10回市原湖畔美術館子ども絵画展「人間いがいのもの、人間がつくったものいがいのもの」
Webサイト |
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住所 |
千葉県市原市不入75-1 |
勝浦 / SGT美術館
1998年に東京で開館した菅田美術館を、2016年に勝浦市に移転。
江戸から近代までの絵画、陶磁器、漆器など幅広い作品を約500点収集・展示しています。
館長の菅田孝治さんが作品について解説してくださる可能性もあるので、アート初心者にもおすすめな美術館です。
【展示会情報】
2023年2月10日~4月9日:SGT美術館常設展+1 写実ではない絵画展
Webサイト |
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住所 |
千葉県勝浦市守谷1512 |
京成佐倉 / 佐倉市立美術館
旧川崎銀行佐倉支店の保存・活用のために建設され、市民に身近な美術館として1994年に開館。
佐倉・房総ゆかりの作家の作品を収集・展示、また近代美術に関する展覧会を開催しています。
エントランスホールは、大正時代に建てられた銀行を再現し当時の雰囲気を楽しむことができます。
【展示会情報】
2023年1月28日~3月21日:収蔵作品展 サクラ×佐倉
Webサイト |
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住所 |
千葉県佐倉市新町210 |
まとめ
今回は、千葉の美術館についてご紹介しました。
千葉の美しいロケーションをいかした美術館や、アートと地域が密着した美術館が多い印象でした。
どの美術館も素敵な個性や素晴らしい作品がそろっているので、気になる美術館があれば是非行ってみましょう。
日本全国約300名のアーティストが登録するFROM ARTISTでは、Webサイトからたくさんの作品をご覧いただけます。絵画の販売もおこなっているので、家に飾ると美術館のようにお楽しみいただけます。
もっと詳しく知りたい方はお気軽にお問い合わせください。
Webサイト https://from-artist.com/
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筆者紹介
執筆者:Shiori
FROM ARTIST運営スタッフ。特集記事やコラムを組んだり、アーティスト目線での運営のサポートを行っています。
最近暖かくなってきましたね。今年も花粉症と戦ってます。
監修者:戸井田翔馬
BUSCA合同会社CEO。FROM ARTIST事業責任者。マーケターとしてキャリアをスタートし、事業会社・広告代理店を経験し独立。カリフォルニア大学バークレー校やロンドンビジネススクールなど複数の大学院・ビジネススクールでマーケティング関連のプログラムを修了。また、マッコーリー大学でMBAコアカリキュラムを、ブリティッシュコロンビア大学で教育におけるアートの重要性も学んでいる。