豊かな自然と歴史深い山形ですが、芸術面でもたくさんの魅力を発信しています。
世界で有名な作家や郷土にゆかりある作家の作品などが鑑賞できます。
今回は山形のおすすめ美術館についてご紹介します。
目次
山形 / 山形美術館
さくらんぼ東根 / 東根市美術館
天童 / 天童市美術館
酒田 / 酒田市美術館
酒田 / 土門拳記念館
酒田 / 本間美術館
鶴岡 / 鶴岡アートフォーラム
天童 / 出羽桜美術館
まとめ
山形 / 山形美術館
1964年、「公立美術館より一段と幅広い県民の美術館」を理念に開館。
1968年には別館を開設し、現在では延べ床面積6,400m²、8つの展示室(2,100m²)を有する大規模な美術館です。
コレクションは、日本および東洋美術、郷土関係美術、フランス美術を中心に作品を収集・展示しています。有名画家のピカソやモネ、ゴッホをじっくり鑑賞でき、贅沢で充実した時間を過ごすことができます。
また企画展では、様々なテーマで優れた作品を展示し企画内容の面白さを感じます。過去の企画展では「ますむらひろし展」でインパクトある作品が鑑賞でき口コミでも大絶賛の展覧会でした。今後の企画展も楽しみです!
【予定展覧会】
2023年4月1日~5月7日こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界
Webサイト |
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住所 |
山形県山形市大手町1-63 |
さくらんぼ東根 / 東根市美術館
2016年、市初となる美術館として開館。
市民ギャラリー、特別展示室、アトリエと部屋が分かれており、市民の作品発表の場や創作の場として利用されています。
毎月展覧会が行われており、いつ来ても楽しめる美術館です。また、20万冊が収蔵された図書館やカフェも併設されているので、自分が好きなように施設で過ごすことができます。
【展覧会情報】
2023年2月25日~4月16日:MINIATURE LIFE展2 田中達也 見立ての世界
Webサイト |
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住所 |
山形県東根市中央南一丁目7-3(まなびあテラス内) |
天童 / 天童市美術館
1990年、県内初めての公立美術館として開館。
今野忠一、熊谷守一(村山祐太郎コレクション)、豊田豊などの作家の作品を中心に収集・展示しています。
展覧会では、絵画から陶器、絵本原画などさまざまなジャンルを取り扱い、その充実した内容から訪れた方から好評を得ています。
地元作家の優れた作品にも出会うことができる美術館です。
2023年2月9日〜4月2日:令和4年度 新収蔵品展
Webサイト |
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住所 |
山形県天童市老野森1-2-2 |
酒田 / 酒田市美術館
1997年、鳥海山、最上川、そして市街地を一望できる小高い丘に開館。
コレクションは、市で所蔵する高橋剛、斎藤長三、國領經郎、佐藤昌祐の作品群、新田嘉一氏、岸田隆氏のコレクションなどの美術品を収蔵しています。
晴れている日は、緑豊かな芝生と青空を楽しむことができ、屋外のモニュメントと景色心ゆくまで堪能できます。
2023年3月18日~4月23日:天童市美術館収蔵品 熊谷守一 いのちを描く
Webサイト |
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住所 |
山形県酒田市飯森山3-17-95 |
酒田 / 土門拳記念館
1983年、土門拳の作品を展示するために設立した世界でも珍しい写真専門美術館として開館。
土門の全作品約135000点を収蔵し、代表作である「古寺巡礼」「筑豊のこどもたち」「ヒロシマ」なども展示されています。
建築は、土門と深い親交のあった芸術家たちが集結し、設計は谷口吉生、庭園は勅使河原宏など優れた芸術家が協力しました。
景色もきれいで来るだけでも価値のある施設です。酒田市美術館も近いので是非"はしご美術館"してみてください。
Webサイト |
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住所 |
山形県酒田市飯森山2-13(飯森山公園内) |
酒田 / 本間美術館
1947年、明治時代以降日本一の地主の本間家が、敗戦後の社会混乱のなか日本美術鑑賞を通して自信と誇りを取り戻してほしいという願いのもと開館。
コレクションは日本・東洋古美術が中心で、他にも古美術から現代美術までの幅広いジャンルの作品をあわせて約3000件を収蔵しています。
築約200年の建物は趣深く、庭園の緑と相成って美しい景観です。
酒田駅から徒歩5分程度なので是非行ってみてください。
2023年2月18日~4月6日:本間美術館のひな祭り
Webサイト |
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住所 |
山形県酒田市御成町7-7 |
鶴岡 / 鶴岡アートフォーラム
2005年、市民が創作した作品の展示や発表の場の提供や創作活動の応援、また郷土作家の作品の公開のために開館。
定期的に展覧会や市民ギャラリーの開放をおこなっており、地域に密着した美術館です。過去に開催された企画展では、岸田劉生や葛飾北斎などの有名作家をテーマにしたものや、絵画だけでなく光アートを展示したりなど、見る人を楽しませる工夫がされています。
静かにゆっくり作品鑑賞できる美術館です。
Webサイト |
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住所 |
山形県鶴岡市馬場町13-3 |
天童 / 出羽桜美術館
1988年、出羽桜酒造の3代目仲野清次郎が収集した陶磁器や工芸品を展示するために開館。
古韓国・新羅・高麗・李朝期の陶磁器と工芸品が中心となって収蔵され、斎藤真一「瞽女・明治吉原細見記」、近代文人の書、桜に因んだ工芸品、日本六古窯等も季節ごと尾企画展をとおして展示されています。
明治時代以降に建てられた日本建築が美術館に生まれ変わり、明治にタイムスリップしたかのような空間の中、作品を鑑賞することができます。
近くの仲野酒店で出羽桜を買うこともできます。
2023年3月10日~5月7日:桜の美展
Webサイト |
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住所 |
山形県天童市一日町1-4-1 |
まとめ
今回は、山形のおすすめ美術館についてご紹介しました。
山形に旅行に行く際はぜひチェックしてみてください!
日本全国約300名のアーティストが登録するFROM ARTISTでは、Webサイトからたくさんの作品をご覧いただけます。絵画の販売もおこなっているので、家に飾ると美術館のようにお楽しみいただけます。
もっと詳しく知りたい方はお気軽にお問い合わせください。
Webサイト https://from-artist.com/
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筆者紹介
執筆者:Shiori
FROM ARTIST運営スタッフ。特集記事やコラムを組んだり、アーティスト目線での運営のサポートを行っています。
強風で飛んでいった植木鉢をみて春を感じました。
監修者:戸井田翔馬
BUSCA合同会社CEO。FROM ARTIST事業責任者。マーケターとしてキャリアをスタートし、事業会社・広告代理店を経験し独立。カリフォルニア大学バークレー校やロンドンビジネススクールなど複数の大学院・ビジネススクールでマーケティング関連のプログラムを修了。また、マッコーリー大学でMBAコアカリキュラムを、ブリティッシュコロンビア大学で教育におけるアートの重要性も学んでいる。