青森は芸術文化に力を入れていることをご存じでしょうか?
絵画のみならず、彫刻や版画などの作品を収集し展示する公立美術館もたくさん存在します。
今回は青森のおすすめ美術館についてご紹介します。
目次
弘前 / 弘前れんが倉庫美術館
八戸 / 十和田市現代美術館
新青森 / 青森県立美術館
青森 / 棟方志功記念館
七戸十和田 / 七戸町立鷹山宇一記念美術館
青森 / 国際芸術センター青森
本八戸 / 八戸市美術館
まとめ
弘前 / 弘前れんが倉庫美術館
2020年、元弘前市吉野町煉瓦倉庫が改修され地域の文化創造の拠点を目指し開館。
コレクションは弘前にゆかりある作家や国内外の優れた作品など幅広く収集・展示しています。
過去の展覧会では、青森の特産でもある"りんご"をモチーフにした作品を展示する展覧会が開催され、絵画だけでなく空間アートにも力を入れています。
外観はおしゃれな雰囲気のレンガ造りで、数多くの展示室のほかにアップルパイが食べられるカフェやオリジナルグッズを扱うショップがあります。
まだ新しい美術館で、駅近なので青森に行くときは必見です。
【展覧会情報】
2022年9月17日~2023年3月21日:「もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?」奈良美智展弘前 2002-2006 ドキュメント展
Webサイト |
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住所 |
青森県弘前市吉野町2-1 |
八戸 / 十和田市現代美術館
2008年、アートによる「新たな体験」の提供や創造性の促進を目指し開館。
コレクションは、現代アートが中心で
個性あふれる素晴らしい作品を鑑賞することができます。
また建物の外には「アート広場」があり、カラフルなモニュメントや壁画など見ごたえあるアート作品が並んでいます。
写真撮影可能なエリアが多いので、思い出を残しながら楽しく鑑賞できます。
イヤホンを持参し、無料の音声ガイドを聞きながら美術館を回ることができるのでお勧めです!
【展覧会情報】
2022年12月10日~2023年6月4日:百瀬文 口を寄せる
Webサイト |
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住所 |
青森県十和田市西二番町10-9 |
新青森 / 青森県立美術館
2006年、日本最大級の縄文集落跡・三内丸山遺跡の隣に開館。
コレクションは、日本画や洋画、彫刻など、青森にゆかりある作家の作品や国内外の優れた作家の作品など合計3056点を収蔵しています。
総合芸術パークのシンボル作品として、シャガールの"バレエ「アレコ」舞台背景画"を3点展示しています。
また、巨大な"あおもり犬"のモニュメントが印象的です。
見ごたえある企画展の開催や季節によって違う景色を楽しむことができるので何度も行きたくなるような美術館です。是非行ってみてください。
【展覧会情報】
2022年10月29日~2023年4月16日:美術館堆肥化計画2022
2023年2月4日~4月16日:コレクション展2022-4
2023年3月17日~3月26日:小田桐啓太 個展「肌」
Webサイト |
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住所 |
青森市安田字近野185 |
青森 / 棟方志功記念館
1975年、青森出身の板画家棟方志功の文化勲章受章を讃え、作品を展示し後世に伝えるために開館。
棟方志功の作品の収蔵数が国内最大で版画作品だけでなく肉筆画も鑑賞することができます。
季節による展覧会も開催され、いつ来ても作品鑑賞を楽しめる工夫がされています。
また、外の庭園は季節によって違う景色を楽しむことができ自然に癒されます。
2024年3月31日に閉館してしまうので、今のうちに行ってみてください。
【展覧会情報】
2022年12月20日~2023年3月19日:冬の展示 彫って摺って色をつけてまた彫って
Webサイト |
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住所 |
青森市松原二丁目1番2号 |
七戸十和田 / 七戸町立鷹山宇一記念美術館
1994年、青森県七戸町出身の洋画家・鷹山宇一の画業を顕彰して開館。
鷹山宇一の初期から晩年まで油彩・木版・デッサンなどの作品を展示しています。
また、七戸町にゆかりある鳥谷幡山、上泉華陽、平野四郎の作品も収蔵しています。
定期的な展覧会では、青森出身のアーティストなどの作品展示もおこなっていることがあるので是非チェックしてみてください。
【展覧会情報】
2023年3月11日~3月26日:第82回国際写真サロン展
Webサイト |
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住所 |
青森県上北郡七戸町荒熊内67-94 |
青森 / 国際芸術センター青森
2001年、青森公立大学の敷地内にアート制作・展覧会・教育普及を柱に開館。
常設展はなく、野外彫刻を展示したり、公募や自主のアーティストの作品を募集し展示しています。
自然豊かな森の中にある建物は安藤忠雄の設計で、建築ファンでなくても見ごたえある建物となっています。
アートと自然と建築とまるっと楽しめる施設なので是非行ってみてください。
Webサイト |
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住所 |
青森市大字合子沢字山崎152-6 |
本八戸 / 八戸市美術館
1986年に開館から2017年まで活動し、2021年に「出会いと学びのアートファーム」をコンセプトに再び開館。
コレクションは、八戸にゆかりある作家の作品を中心に日本画、洋画、版画、書、彫刻、工芸各分野の美術品を約3,000点収蔵しています。
興味惹かれるような展覧会や撮影可能な展示もあり、地域に寄り添った美術館となっています。建物も新しくきれいなので是非行ってみてください。
【展覧会情報】
2023年2月24日~4月10日:コレクションラボ004 伊藤二子―生のかたち―
Webサイト |
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住所 |
青森県八戸市大字番町10-4 |
まとめ
今回は青森のお勧め美術館についてご紹介しました。
青森ならではの自然や歴史を生かした美術館や、アートを地域の魅力として発信している美術館など様々なものがありました。
気になる美術館があれば是非行ってみてください。
日本全国約300名のアーティストが登録するFROM ARTISTでは、Webサイトからたくさんの作品をご覧いただけます。絵画の販売もおこなっているので、家に飾ると美術館のようにお楽しみいただけます。
もっと詳しく知りたい方はお気軽にお問い合わせください。
Webサイト https://from-artist.com/
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筆者紹介
執筆者:Shiori
FROM ARTIST運営スタッフ。特集記事やコラムを組んだり、アーティスト目線での運営のサポートを行っています。
重箱弁当持ってお花見したいです。
監修者:戸井田翔馬
BUSCA合同会社CEO。FROM ARTIST事業責任者。マーケターとしてキャリアをスタートし、事業会社・広告代理店を経験し独立。カリフォルニア大学バークレー校やロンドンビジネススクールなど複数の大学院・ビジネススクールでマーケティング関連のプログラムを修了。また、マッコーリー大学でMBAコアカリキュラムを、ブリティッシュコロンビア大学で教育におけるアートの重要性も学んでいる。