素材が紡ぐ静寂と躍動──五十部美世が描く、呼吸する抽象画の世界

素材が紡ぐ静寂と躍動──五十部美世が描く、呼吸する抽象画の世界

壁に掛けられた一枚の絵が、部屋の空気を変える。そんな体験をしたことがあるだろうか。_m_art / 五十部美世(MIYO ISOBE)の抽象画は、色彩やフォルムだけでなく、素材そのものが呼吸し、空間に静けさや躍動を宿らせる。廃棄されたボーンチャイナや卵殻が漆喰として生まれ変わり、墨やウニ殻顔料と出会う。循環する素材が持つ環境的な背景と、美術的な深度。その両方を兼ね備えた作品は、見る者の内側に問いかけ、時間の流れをゆっくりと変えてゆく。

静寂の奥に宿る声

深い夜の底に沈むように、静寂が満ちてゆく。漆喰の粒子が呼吸するたび、表面には微かな陰影が生まれ、光はそこに留まることなく滑り落ちてゆく。夜霧のように立ち込める色彩の層と、遠くから届く囁きのような線。五十部が紡ぐ抽象画は、見る者を内なる対話へと誘う。音のない空間で、素材が語りかけてくるものは何か。静けさの奥に、確かに宿る声がある。

Whisper of the night−夜霧

Whisper of the night−夜霧

by _m_art / 五十部美世(MIYO ISOBE)

紫に包まれた幻想的な夜霧の中で、何かがそっと目覚める気配を表現した作品。天然漆喰の調湿・防臭・抗菌性能を備え、照明や時間帯により移ろう表情が、空間に静寂と神秘の深さを注ぎ込みます。化学物質を含まない、本来の建材が持つ美しさが輝きます。

サイズ medium
価格 ¥55,000
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夜霧の静けさを抜けると、今度は別の囁きが聞こえてくる。

Whisper from Beyond 囁 no.2[S]

Whisper from Beyond 囁 no.2[S]

by _m_art / 五十部美世(MIYO ISOBE)

彼方からのかすかなささやきに耳を澄ますように。異なる時間軸を持つ漆喰とコーヒー粕を重ね、丁寧に乾燥させた唯一無二の表情。深いブルーと柔らかな質感が時間の奥に眠る感情や記憶の断片を映し出し、呼吸する生きたアートとして空間に佇みます。

サイズ small
価格 ¥47,000
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静寂は、決して沈黙ではない。漆喰と墨が織りなす深い色彩の中で、素材は静かに呼吸し、見る者の内側に問いを残してゆく。

初めて絵を買う方へ

五十部の作品は、壁に飾ることで空間そのものが息づき始めます。まずは自分の部屋の光の入り方や壁の色を観察してみてください。作品のサイズは、壁に対して1/5程度が目安。天然素材の質感は近くで見るほど味わい深いので、日常的に目にする場所に飾ることをお勧めします。

水と光の躍動

水は、止まることを知らない。翠の雨が降り注ぎ、光が水面を跳ね、波紋が広がってゆく。五十部の作品に宿る瑞々しさは、ただ視覚的な美しさにとどまらない。天然漆喰と卵殻が生む質感、そこに溶け込む色彩は、まるで生きているかのように呼吸し、空間にエネルギーをもたらす。静寂から一転、ここには躍動がある。水と光が織りなす饗宴が、見る者の感覚を開いてゆく。

Water − 翠雨

Water − 翠雨

by _m_art / 五十部美世(MIYO ISOBE)

新緑の季節に青葉に降り注ぐしっとりとした雨、翠雨をテーマにした作品。天然漆喰の柔らかな質感に、光で色が変わる絵の具が瑞々しさを加え、和モダンから洋室まで空間に潤いのアクセントを与えます。上下どちらでも楽しめる、季節を問わない輝きです。

サイズ medium
価格 ¥35,000
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翠の雨が降り止むと、光はより鮮やかな輝きを帯びはじめる。

光と水の饗宴

光と水の饗宴

by _m_art / 五十部美世(MIYO ISOBE)

水中に差し込む光と、ゆらめく水の躍動をキャンバスに映した作品。清らかなエネルギーと瑞々しさが空間に呼び込まれ、廊下や階段、個室の壁に新しい息吹をもたらします。光に応じて変化する表情が、季節や時間を超えた活動を静かに演出します。

サイズ small
価格 ¥33,000
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煌めきの余韻が残る中、水はふたたび静かなささやきへと還ってゆく。

Whispers of water

Whispers of water

by _m_art / 五十部美世(MIYO ISOBE)

水のささやきを聴くように。淡い青緑のレイヤーと金箔が織りなす奥行が、柔軟に流れ続ける水の本質と自然の神秘を静かに表現します。空間に涼やかな静寂をもたらし、光によって微かに輝く素材の深さが、見る者の心に水の流れる音を呼び起こします。

サイズ small
価格 ¥31,000
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水と光の対話は、決して一様ではない。翠の雨から煌めきへ、そして静かなささやきへ。移ろいゆく表情が、空間に豊かな時間を刻んでゆく。

呼吸する余白

波は寄せては返す。その繰り返しの中に、呼吸のリズムがある。ウニ殻顔料という一点物の素材が奏でるのは、素材そのものの物語だ。海で生まれ、命を終えた殻が、絵具として新たな生を受ける。循環する時間、繰り返される呼吸。五十部の作品が持つ余白は、何も描かれていない空白ではなく、素材が呼吸するための間である。日常の中に静けさを取り戻すとき、この余白が空間を満たしてゆく。

Ebb and Flow − 波の呼吸 No.2

Ebb and Flow − 波の呼吸 No.2

by _m_art / 五十部美世(MIYO ISOBE)

北海道産ウニ殻から採取された濃紫の顔料と天然漆喰が織りなす、波の寄せ引く呼吸を閉じ込めた一点物。光の移ろいとともに表情を変え、日常の空間に静けさと余白をもたらします。廃棄素材が新たな物語を紡ぐ、環境との対話を秘めた作品です。

サイズ 20.5×20.5cm
価格 ¥52,000
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波の呼吸は、終わりではなく始まりでもある。素材が持つ物語は、見る者の日常に静かに寄り添い、新しい時間をもたらしてゆく。

静寂の奥に潜む声、水と光が織りなす躍動、そして波が刻む呼吸の余白。五十部美世の作品は、素材の物語を通じて、日常の中に新しい時間をもたらしてくれる。アートを初めて迎える人も、空間に深みを求めるコレクターも、インテリアとしての調和を探している人も、ここには自分だけの対話が待っている。一枚の絵が、あなたの部屋の空気をどう変えるのか。その答えは、作品と向き合う静かな時間の中にある。

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