アーティストコラム【小野寺美帆】

2024年3月5日

こんにちは❕✨

日本全国のアーティストから好きな作品が

見つけられる " #fromartist " 運営事務局です😊

本日は、FROM ARTISTで活躍中、

小野寺美帆さんのアーティストコラムをご紹介致します✨

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こんにちわ。

銅版画作家の小野寺美帆と申します。

私は動物のモチーフを使って

目にうつる日常の景色を銅版画で制作しています。

銅版画は中世ヨーロッパ時代より製作工程がほとんど変わらず

現代においても１枚の版と向かい合う事に膨大な時間を使います。

たとえば絵の黒い部分に白い線を足したいというだけで

版を削って試し刷りをしてと、気が付けば10時間以上も費やしたりします。

私は夜に銅版画の作業をしていますので、

版を手にしながら、夜中ひたすら深い森に潜るような時間を繰り返します。

情報や時間の流れが飛ぶように進む現代においてじゃ

まったく逆の道を進むアートであり

なかなか思うように進まなくて落ち込んだりもしますが

ですがこの「時間をつかって向き合う」という行為こそが

今の時代には必要とされているのではと思い

文字通りコツコツ制作を続けております。

去年個展をやらせて頂いた時、思った以上にお年寄りと

あと外国の方に評判が良くびっくりしました。

その時は理由がさっぱりわからなかったのですが

もしかしたら忙しい現代人とは時間の流れが違う世界に

いらっしゃる方達なのかもしれない…と後で思ったりもしました。

知さな銅版画の作品は、華やかでもなく、決して鮮やかでもないですが

誰かの心にそっと寄り添えたら嬉しいです。

お読み頂き有難う御座いました。

作品を通じて沢山の方にお会い出来ましたら嬉しいです。

インスタ

https://www.instagram.com/kinoco_miho/

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【アーティスト名】小野寺美帆

【アーティストプロフィール】夜の銅板画屋
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【作者紹介】
小野寺美帆神奈川県横須賀市生まれ/横須賀市在住

動物のモチーフを使って、目にうつる日常の景色を銅版画や水彩画で表現しております。⁡

特に銅版画は中世ヨーロッパ時代より製作工程がほとんど変わらず、現代においても1枚の版と向かい合う事に膨大な時間を使います。

情報や時間の流れが飛ぶように進む現代においては、まったく逆の道を進むアートでありなかなか思うように進まなく落ち込んだりもしますが、
むしろこの「時間を使って向き合う」という行為こそが、今の世の中に必要とされている事と信じて制作を続けております。

【作家経歴】
大阪芸術大学
カーティン工科大学大学院卒 (Australia, Sydney)

大学院卒業後会社員の傍らコミックエッセイ
「いちおう、英会話学校通ってました…(フォレスト出版社)」を出版、その後朝日新聞、週刊朝日ウィークリーにて英語漫画エッセイ「エイゴのゲンバ」を連載。

連載終了後より銅版画、水彩画作家として活動を再開。
多様な世界を動物をモチーフとした世界観で表現している。国内外での展示多数