「あなたの心に、小さな灯火を」――油絵と詩の“余白”で紡ぐ、生きる意味への祈り【E.sago インタビュー】 - FROM ARTIST

「あなたの心に、小さな灯火を」――油絵と詩の“余白”で紡ぐ、生きる意味への祈り【E.sago インタビュー】

日常のすべてを肯定する。油絵と「詩」が織りなす世界

本日は油彩画家、ファブリックアーティストとして活動されている「E.Sago」さんにお話しを伺いました。

Q. 本日はインタビューにご協力くださりありがとうございます!自己紹介と、現在どのような作品(活動)を中心に制作されているか教えてください。

A. 油絵に、自作の「詩」を融合させた絵画作品を制作しています。

私の活動の根底にあるのは、「生きる意味」というテーマです。それは何か特別な瞬間だけを指すのではありません。日々の些細な日常のなかで生まれる優しさ、悲しみ、怒り、そして答えの出ない葛藤。そのすべてが「生きること」そのものであり、大切な生きる意味なのだと信じています。

作品に添える詩には、あえて多くの「余白」を残すようにしています。ご覧になる方が、ご自身の人生や感情をその余白に重ね合わせ、自由に受け取っていただけるような、心にそっと寄り添う表現を目指しています。

ファブリックアートから油絵へ。表現の深みを探求した原点

Q. とてもコンセプチャルな制作活動ですね!では、アート・ものづくりの道を志した「原点」や、現在の活動を始めた「きっかけ」は何ですか?

A. 私のアーティストとしての原点は、布地に刺繍や切り抜きを施した「ファブリックアートパネル」の制作・販売でした。

当時は、北欧テイストのインテリアに合うデザインとして多くの方からご評価をいただいていました。しかし活動を続けるうちに、「デザインの枠を超えて、自分の心の中にあるもっと深い部分を表現したい」という想いが強く湧き上がるようになったのです。

それがきっかけとなり、表現の可能性を広げるために油絵のアトリエに通い始めました。表現の手法は変わりましたが、「生きる意味」を表現したいという根底にある想いは、原点であるあの頃から今も変わらず一貫しています。

トレンドに流されない。自分自身の「信念」を信じ抜くこと

Q. 表現方法も成長しているのですね!作品を制作する上で、最も大切にしている「こだわり」や「コンセプト」を教えてください。

A. 何よりも、自分自身の「信念」に対してどこまでも誠実であることです。

表現者として自分の中に確固たる信念を持ち、それを誰よりも自分自身が信じ抜くことを大切にしています。時代のトレンドや周囲の評価に流されることなく、内側から湧き出る「生きる意味」への問いかけや、心の深い部分にある景色を、そのままキャンバスと詩に落とし込むこと。

この“純度”を保ち続けることこそが、作品に命を吹き込むための私のこだわりです。

音楽の世界観に溶け込み、深い部分で共鳴する瞬間

Q. とても興味深いです!それでは、日々の制作のアイデアやインスピレーションは、どのようなところから湧いてきますか?

A. 私は、音楽からインスピレーションをいただくことがとても多いです。

ただ音を聴くというよりも、その音楽が持つ独自の深い世界観の中に、自分自身が溶け込んでいくような感覚になったとき、表現したい色彩や言葉が自然と溢れ出してきます。

音楽の持つ情景と、私の心の深い部分が共鳴した瞬間に、作品の核となる詩や油絵のイメージが生まれています。

お客様の「小さな声」が教えてくれた、アートが誰かの灯りになること

Q. 深い次元で自分と会話しているように感じました!では、これまでの活動の中で、特に印象に残っている出来事や、ご自身にとって「ターニングポイント」となった作品(または出来事)はありますか?

A. ファブリックアートのパネルをお届けしていた頃に、お客様からメッセージでいただいた「小さな声」の数々が、今も私の活動を支える大きなターニングポイントとなっています。

奥様を介護されている旦那様からの「玄関に飾られたパネルを嬉しそうに眺めている」というお言葉や、脳腫瘍の旦那様を介護されている奥様からの「ふと見上げるとそこにパネルがあり、日々励まされている」というあたたかいメッセージ。また、新設される保育園のパネルをお任せいただいたこともありました。

それぞれが懸命に生きる日々の営みの中に、私の作品がそっと溶け込み、誰かの心の灯りになれているのだと実感できたこと。これらの経験は、今も油絵を描き続ける上でのかけがえのない原動力です。

一歩踏み出す勇気。作品を通じて、もっと多くの人の心に温もりを

Q. 素敵な体験ですね!作家として、今後挑戦してみたいことや、これからの展望(夢)を教えてください。

A. これまではどうしても自分に自信が持てず、作品を広く前に出していくことに躊躇してしまう部分がありました。今でも決して自信に満ち溢れているわけではありませんが、これからは「まずは私の作品を知ってもらう」という活動に、一歩踏み出して積極的に挑戦していきたいと思っています。

個展の開催や発信を通じてより多くの方に出会い、私の絵と詩に触れていただくことで、ご覧になった方の心にぽっと小さな灯火のようなあたたかさを灯すことができたら、作家としてこれ以上の幸せはありません。

日常のすべてを肯定する「祈り」を込めて。読者の皆様へ

Q. 貴重なお話しをありがとうございました!最後に、この記事を読んでいるファンの方や、これからE.sagoさんの作品に出会う方へメッセージをお願いします。

A. いつも作品を優しく見守ってくださる皆様、そしてこの記事を通じて新しく出会ってくださった皆様、本当にありがとうございます。

私の作品は、日常の喜びも悲しみも、すべてを「大切な生きる意味」として肯定したいという祈りから生まれています。絵と詩の「余白」を通じて、皆様がご自身の心と対話できるような、そんな穏やかな場所になれたら嬉しいです。

これからもっと多くの方へこの温もりをお届けできるよう、自分の信念を信じて制作に励んでまいります。どうぞこれからの歩みも、そっと見守っていただけますと幸いです。

【お名前(活動名)】
佐護絵里花
E.sago
majam35

【肩書き・ジャンル】
油彩画 
ファブリックアーティスト

【SNS・WEBサイトのURL】

https://www.instagram.com/majam35artgallery

【FROM ARTISTアーティストページ】

https://app.from-artist.com/artist/e-sago

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