黄色と紫色、図形で表現する心の世界
今回はグラフィックアーティスト、デジタルアートアーティストとして活動されている「shimshiro」さんにお話しを伺いました。
インタビュアー:本日はよろしくお願いいたします!自己紹介と、現在どのような作品(活動)を中心に制作されているか教えてください。
shimshiro:長崎県生まれ、福岡県在住のshimshiro(しむしろ)です。 日々の暮らしの中でふと感じる「ポジティブな感情」や「ネガティブな感情」を、黄色と紫色、そして丸・三角・四角といった図形で表現したデジタルアート作品「Inside mind」を制作しています。

言葉にできない思いを、キャンバスに吐き出したあの日
インタビュアー:とても個性的な作品ですね!続いて、アート・ものづくりの道を志した「原点」や、現在の活動を始めた「きっかけ」は何ですか?
shimshiro:幼少期から自分の気持ちを言葉で伝えることが苦手で、「言葉にはできないけれど、色や形に例えるならこんな感じ」という感覚をずっと抱いていました。
大人になり社会に出てからもその感覚は残っており、精神的に落ち込んで会社を休職していた時期に、「自分の心を外に出してみよう」と思ったのがすべての始まりです。そのとき感じていた不安や不満をなんとなく図形で描き出してみたことが、現在の活動につながっています。
「楽しい」にもグラデーションがある。シンプルで複雑な心の機微
インタビュアー:不思議だけど素敵な感覚だと思います!次に、作品を制作する上で、最も大切にしている「こだわり」や「コンセプト」を教えてください。
shimshiro:気持ちというのはシンプルでありながら、とても複雑なものだと考えています。例えば同じ「楽しい」という気持ちでも、ポジティブな気分のときと、少し無理をしているネガティブな気分のときとでは、その質が違いますよね。
そのため、私の作品では丸・三角・四角というシンプルな図形を用いながら、黄色と紫色のトーンを細かく変化させることで、言葉では言い表せない繊細な「心の機微」を表現しています。

「ふっと意識が抜けた瞬間」に舞い降りるアイデア
インタビュアー:確かにシンプルな図形と、白を入れても3色しかないのにバリエーション豊かに感じますね!では、日々の制作のアイデアやインスピレーションは、どのようなところから湧いてきますか?
shimshiro:電車で移動しているときや、ドライヤーで髪を乾かしているときなど、「何かに集中しているようで、していない時間」に湧いてくることが多いです。
逆に「さあ、作品をつくるぞ!」と意気込んだときほど、アイデアはなかなか浮かんできません(笑)。
額装された我が子を見て感じた、大きな喜び
インタビュアー:まさに「降りてくる」感じですね!続いて、これまでの活動の中で、特に印象に残っている出来事や、ターニングポイントとなった作品はありますか?
shimshiro:『Inside mind-53-「カラオケ」』という作品です。 「第30回 日本の美術」という展示会に初めて出展した作品なのですが、自分の作品が綺麗に額装されている姿を目にしたとき、胸がいっぱいになるほど嬉しかったことを覚えています。

Inside mind-53-「カラオケ」
自分のペースで、リアルの場から広げていきたい
インタビュアー:額装されるとまた違って見えますよね!では、作家として、今後挑戦してみたいことや、これからの展望(夢)を教えてください。
shimshiro:今後も自分自身のペースを大切に、表現することを楽しみながら続けていきたいです。
SNSでの発信があまり得意ではない分、今後は展示会などへ積極的に挑戦し、より多くの方に直接作品をご覧いただけるような機会をつくっていきたいと考えています。

あなたのお気に入りの「感情」を見つけてほしい
インタビュアー:FROM ARTISTの展示会にも是非ご参加くださいね!最後に、この記事の読者やファンの方へメッセージをお願いします。
shimshiro:最後までご覧いただき、ありがとうございます。 これまで数多くの作品を描いてきましたが、その中から何かひとつでも、あなたの心に留まる作品があればとても嬉しいです。
「shimshiroの心の中って、こんな感じなんだな〜」と、目にしたまま素直に感じた世界を楽しんでいただけたら幸いです。

【お名前(活動名)】
shimshiro
【肩書き・ジャンル】
グラフィックアーティスト・デジタルアートアーティスト
【SNS・WEBサイトのURL】
なし
【FROM ARTISTアーティストページ】
https://app.from-artist.com/artist/2d5a16de-656a-4753-8a64-34d00079e2b7