幻想的で美しい!絵画で描かれる天使の意味とは - FROM ARTIST

幻想的で美しい!絵画で描かれる天使の意味とは

美術館などで昔の作品を見ると、天使の描かれた作品をよく見ますよね。

私は天使の描かれた作品の非現実的なところがすごく魅力的に感じられて、美術館などの展示で見かけると思わずじっくり眺めてしまいます。


今回は絵画で天使が描かれる理由についてと、おススメの天使の描かれた絵画をご紹介します!



目次

・絵画における天使とは?

・「天使」と「キューピッド」は別の存在!

・おススメの天使の描かれた作品



・絵画における天使とは?


まず初めに、皆さんは「天使」についてどのようなイメージを持っていますか??

かわいい、神聖、綺麗など…人によって様々な印象を受けると思います。

アニメのキャラクターやゲームのモチーフなどに使われる天使ですが、絵画の分野では天使は「神の使い」として特にルネサンスの時代(14~16世紀ごろ)に宗教画で描かれる事が多かったようです。


宗教によって若干意味合いは変わってきますが、イスラム教・ユダヤ教・キリスト教などいろいろな宗教で天使が描かれています。


それぞれの宗教について説明するととてつもなく長くなってしまうので、気になった方はそれぞれの宗教で扱われている天使について調べてみてくださいね👼



・「天使」と「キューピッド」は別の存在!

勝利のキューピッド(1770/ジャン・オノレ・フラゴナール)


宗教画や昔の絵画を調べていると、弓矢を持った子供の絵画などを見かけることがありますが、こちらは「キューピッド」であり天使とはまた別の存在として描き分けられています。


宗教画において天使は「神の使い」として描かれていますが、キューピッドは「愛の神」として、手にしている矢で人の恋心を操る、といった意味があるようです。


こちらも詳しく調べれば調べるほど、絵画の面白さがもっと出てくるので気になった方は是非調べてみてください✨



・おススメの天使の描かれた作品


「天使の描かれた作品ってどんなもの?」


と思う方もいると思いますが、天使が描かれた代表的な絵画のほとんどはルネサンス期に描かれた絵画が多いかと思います。


当時は今よりも識字率が低かったため、文字の代わりに絵で宗教を説く、という意味でも多くの宗教画が生まれていたようです。


もちろん現在も、ルネサンスの時期よりも数は減っているかもしれませんが、様々な解釈の宗教画が描かれていると思います。美術館や展示などに赴けば、最近の画家が描いた天使の作品も見られるかもしれません!


天使の歌(1881/ウィリアム・アドルフ・ブグロー)


こちらのウィリアム・アドルフ・ブグローは、天使・少女を題材にした作品を多く描かれていたそうです。

リアルでありつつ、幻想的な美しさのある陰影や光のコントラストに惹かれる作品が多いです。


ヤコブと天使(1878/ギュスターヴ・モロー)


神話や聖書を作品の題材として描くことの多かった作家です。

モチーフも相まって、幻想的な想像の世界が多く描かれており、思わず目を奪われてしまいます…!



・まとめ

以上、絵画における天使についての簡単な説明とおすすめの天使の作品をご紹介させていただきました!

いかがでしたか?絵画には様々な思いが込められて制作されているものが多いですが、宗教画は更に身にまとっている布の色や人物が手にしているモチーフなどによってそれぞれの役割などが決まっています。

その知識を得た状態で作品を見るとまた違った面白さが出てくると思いますよ✨

 

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 執筆者:フミトリツムギ

FROM ARTIST運営スタッフ。特集記事やコラムを組んだり、アーティスト目線での運営のサポートを行っています。

普段は専門学校で講師を行いつつ、個展や公募展など作家活動に励んでいます。

 

監修者:戸井田翔馬

BUSCA合同会社CEO。FROM ARTIST事業責任者。マーケターとしてキャリアをスタートし、事業会社・広告代理店を経験し独立。カリフォルニア大学バークレー校やロンドンビジネススクールなど複数の大学院・ビジネススクールでマーケティング関連のプログラムを修了。また、マッコーリー大学でMBAコアカリキュラムを、ブリティッシュコロンビア大学で教育におけるアートの重要性も学んでいる。

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