アートの世界では、作品そのものの魅力が最も大切だと言われます。
けれども実際に多くのアーティストを見ていると、売れる人・ファンが増える人ほど「自己紹介文」がしっかりしているという共通点があります。
作品と同じくらい、「どんな人が」「どんな想いで」制作しているのか。
その背景が伝わるだけで、見る人の共感が深まり、作品への関心がぐっと高まります。
目次
1. まずは、自己紹介文の基本構成から
2. 例文で見る、わかりやすい自己紹介
3. 書くときのポイント
4. 実践例(ショート・ロング)
5. 言葉もまた、あなたの"作品"になる
1. まずは、自己紹介文の基本構成から
自己紹介は、難しく考えすぎず"あなたの物語"を簡潔に伝えることが大切です。
次のような構成を意識してみましょう。
■ 導入:どんな作品・テーマを描くか(感情を中心に)
■ 出身地・拠点:どこで生まれ、どこで活動しているか
■ 活動経歴:展示・受賞などを簡潔に
■ 想い:作品を通して何を伝えたいか、どんな人に見てほしいか
2. 例文で見る、わかりやすい自己紹介
「こんにちは、〇〇です。
(テーマや作風)をテーマに、(使用技法)で作品を制作しています。
〇〇県出身で、(地元の自然・文化など)から多くの影響を受けました。
現在は〇〇市を拠点に活動し、(グループ展/個展など)を中心に作品を発表しています。
これまで(展示歴・受賞など)を経験し、作品を通して人と感情を共有できることに大きなやりがいを感じています。
見る人の心に小さな発見や安らぎが生まれるような、“日常に寄り添うアート”を届けたいと思っています。」
3. 書くときのポイント
・専門用語よりも、誰にでも伝わるやさしい言葉で
・「どう描くか」よりも、「なぜ描くか」を中心に
・出身地や育った環境は、作品世界の背景として自然に入れる
→ 例:「海の近くで育ち、光の反射をテーマにすることが多いです。」
・最後は「見てくれる人へのメッセージ」で締めると印象的
→ 例:「作品を通して、誰かの一日に優しい時間が生まれたら嬉しいです。」
4. 実践例(ショート・ロング)
【 ショートバージョン(約180字) 】
「こんにちは、〇〇です。
北海道出身で、今は東京を拠点に活動しています。
光の移ろいや自然の色彩をテーマに、アクリル絵の具で静かな風景を描いています。
日々の暮らしの中で、ふと心がやわらぐような絵を届けたいと思っています。」
【 ロングバージョン(約300字) 】
「こんにちは、〇〇です。
日常の中で感じる光や時間の流れをテーマに、アクリル絵の具で作品を描いています。
出身は長野県で、山々の色や空の移ろいに影響を受けながら育ちました。
現在は東京を拠点に、グループ展やカフェ展示などを通して作品を発表しています。
2023年には初の個展を開催し、作品を通して人とつながる喜びを感じました。
見る方の日常に、穏やかであたたかい時間が流れるような絵を届けたいと思っています。」
5. 言葉もまた、あなたの"作品"になる
筆を置いたあとに生まれるのが、言葉というもう一つの表現です。
自己紹介文は、あなたがどんなアーティストなのかを伝えるもう一枚のキャンバス。
飾らず、誠実に。
"なぜ描くのか"を言葉にすることで、作品の世界観がより深く伝わり、ファンの心にしっかりと届いていくことでしょう。
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執筆者:RIEKO
FROM ARTIST運営スタッフ。SNS運用や特集記事作成しています。アート好きの目線で運営をサポートしています。

監修者:戸井田翔馬
BUSCA合同会社CEO。FROM ARTIST事業責任者。マーケターとしてキャリアをスタートし、事業会社・広告代理店を経験し独立。カリフォルニア大学バークレー校やロンドンビジネススクールなど複数の大学院・ビジネススクールでマーケティング関連のプログラムを修了。また、マッコーリー大学でMBAコアカリキュラムを、ブリティッシュコロンビア大学で教育におけるアートの重要性も学んでいる
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