【 ABOUT ARTIST TV インタビュー記事 】  Yukari Blairさん ー 自然と心がほどけていく - FROM ARTIST

【 ABOUT ARTIST TV インタビュー記事 】 Yukari Blairさん ー 自然と心がほどけていく

 


登録アーティスト800人超え、作品点数は数千点以上。

様々なアートを見て、手に入れることができるFROM ARTIST。

 

北から南、現役美大生から受賞歴のあるプロ作家まで場所や環境を問わず様々なアーティストたちが作品を登録・販売を行っています。

 

「この絵を描くまでに、どのくらいの時間がかかったんだろう?」

「どんな経験を経たら、こんな絵が描けるんだろう。」

 

制作の秘密や裏側、ちょっと覗いてみませんか?

 

────────ABOUT ARTIST TV INTERVIEW────────

           「Yukari Blair」



皆さん、こんにちは! ABOUT ARTIST TV へようこそ!

ABOUT ARTIST TV は、アートのマーケットプレイス 「FROM ARTIST」 が運営するアートチャンネル です。


すでにご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、FROM ARTIST では、アーティストのルーツや作品への想いを紹介するオリジナルマガジン 『ABOUT ARTIST』 を発行しています。


このアートチャンネルは実際にアーティストをお招きし、作品に込めた想いを直接聞くことができる貴重な機会です。ぜひ最後までお楽しみください。


今回ご紹介している作品はすべて FROM ARTISTで実際に販売中の一点物です。

気になる作品がありましたら、ぜひリンクからご覧ください。


それでは、本日のゲスト、Yukari Blairさんをお迎えします!Yukariさん、よろしくお願いします!


アーティスト:
よろしくお願いします!今日は私の作品をじっくり紹介できるということで、とても楽しみにしていました!

 

 

──自己紹介


FROM ARTIST スタッフ:
まず、簡単に自己紹介をお願いします!

 


アーティスト詳細ページ:

https://from-artist.com/collections/yukari-blair

 

アーティスト:

はじめましてYukari Blairです。

これまでに海外約20か国を旅して、さまざまな人との出会いから

その時旅していた南イタリアの地で、「みんな唯一無二の尊い存在、そのままですでに素晴らしい」と深く実感する出来事がありました。この気づきは私の中で大きな喜びとなり、そのメッセージを多くの人に伝えたいという想いが芽生えました。

その後父との別れをきっかけに心理学のスクールに通いはじめ、そこで幼い頃以来のクレヨン(オイルパステル)に出会ったことで、絵を通して自由に表現する喜びに目覚めました。

作品のテーマは「存在の尊さ」と「個々の輝き」。

旅先で着想を得た女性画や、出会った猫や犬などの動物たち。

そして日々の感情を色で表現した抽象画などを制作しています。

私自身もまた唯一無二の素晴らしい存在として、等身大のままの絵を描き自分表現することで、「私もあなたもそのままですでに素晴らしい」というメッセージを届けたいと願っています。

これまでにパリ、スペイン、ニューヨークなど海外での出展経験や、国内では銀座や神戸、滋賀などで出展。また、最近ではアート作品をもってレッドカーペットのランウェイを歩く世界初のArt Runwayのイベントに出演したり、作品からそのメッセージをつたえるために活動しています。


FROM ARTIST スタッフ:

ご自身の旅の経験や人との出会いから「存在の尊さ」に気づかれたというお話、そしてその真理を多くの方に伝えたいという想い、とても素晴らしいですね。

クレヨンとの再会を通じてご自身の表現に目覚められた過程や、作品に込められた「個々の輝き」へのまなざしもとても印象的です。それでは早速、オイルパステルを駆使した作品をご紹介いたしましょう。



──作品紹介


Emilie

 

作品詳細ページ:https://from-artist.com/products/emilie


FROM ARTIST スタッフ:

それでは早速一作品目をご紹介させていただきます。最初にご紹介するのは、こちらの作品 『Emilie』 です!

この作品にはどんな想いやテーマが込められているのでしょうか?


アーティスト:

この作品は、以前訪れた大好きなパリの景色と、その街で感じた女性たちの凛とした美しさを表現したものです。

パリは、ただの美しい街というだけではなく、その独自の雰囲気と、パリの女性たちの、自分をしっかり理解し、自分を大切にしているその姿が、とても自信に満ち溢れていて美しく印象的でした。彼女たちの姿勢や表情には、どこか内面からにじみ出る強さも秘めていて、その姿に私は深くインスパイアされました。この作品を通じて、私が感じたパリの街並みと、自分を持っている芯のある女性の魅力を感じていただけたら嬉しいです。


FROM ARTIST スタッフ:
一作品目から、惹き込まれるような力強さですね!

女性の表情が魅力的で、少し儚げなのに、そこには生きた視線があり、まるで鑑賞者の心の奥にそっと触れてくるような、静かで力強い存在感を感じます。その瞳には「今を見つめる強さ」と「どこか遠くを懐かしむ優しさ」が同居しており、ひと目で彼女の人生を知りたくなる。そんな魅力に満ちていますね!


アーティスト:
ありがとうございます!そのように作品から感じていただきうれしいです。


FROM ARTIST スタッフ:

注目してほしいポイントなどはありますか?

アーティスト:

ここに注目していただきたいポイントは、まさに!女性の瞳とそして背景のオレンジの紅葉です。

女性の瞳から、自分をしっかりと持ち自分を大切にしている芯のある女性だということを表現しました。自分の意志で人生を切り開いていくような力強さを感じていただけたらと思います。

もう一つのポイントは、背景に広がるオレンジ色の紅葉です。この作品は秋のパリをイメージしており、情熱の国・愛の国とも言われるパリらしく、燃えるようなオレンジ色で、彼女の秘めた愛や情熱も表現しました。


FROM ARTIST スタッフ:
髪の表現も魅力的で、カールの柔らかさ、艶やかさ、自然な流れ……どこを切り取っても丁寧に描かれており、まるで風にゆれる実際の髪のようです。テクスチャーがありますが何層か色を重ねて描かれているのでしょうか?


アーティスト:
髪の毛にも注目していただきありがとうございます。

2019年から毎日のようにオイルパステルで描いてる中で生み出した独自の手法で髪の艶や、やわらかさを表現しています。女性の髪の艶は美しさの大事なポイントでもあると思うので結構時間をかけて塗り重ねたり、時に試行錯誤しながら描いています。


FROM ARTIST スタッフ:

背景に描かれたエッフェル塔も力強く、それでいて幻想的なタッチ。「パリ」という都市がもつロマンと芸術の香りを見事に表現されていますが、描かれていない音や香りがあるとしたら、どんなものを感じますか?

 

アーティスト:
面白い質問ですね!

音といいますか曲なんですけど。描いてる途中で、フランス語で「群衆」を意味する、エディット・ピアフの情熱的な歌の「La Foule(ラフール)」の曲が頭の中で流れていました。シャンソンなんですけど、力強い歌声と、どこか少し切ないメロディーを感じながら描いていました。

そして描きながら自分を持っている女性は生まれつき強いわけではなくて。いろいろな経験を乗り越えてきたからこそ自分が確立されていて相手の痛みもわかるからこそ強さを秘めているんだろうな!というような思いも感じながら描いていました。

香りは…赤ワインのような深くて芳醇な香りをイメージしています。秋のパリの街角で、ふとすれ違う女性が纏っていそうな、ちょっと大人の気配と情熱を感じさせるような香りが頭の中で漂っていました。


FROM ARTIST スタッフ:

とても興味深いお話をありがとうございます!

強さを持つ女性像についての考察に、とても共感しました。想像がどんどんふくらみ、作品の背景を知ることで、より一層その魅力に惹き込まれます!

ではこの作品、どんなお部屋に飾るのがオススメですか?


アーティスト:
この作品は、旅好きな方やヨーロッパの街並みに憧れる方にぴったりの一枚です。
また、それ以外にも、自分に自信を持ちたい方、自分らしく生きたいと願うすべての女性に、そっと寄り添い、力を与えてくれるような存在として描きました。

なので、玄関やエントランスに飾って、毎日を自分らしく始めるきっかけにしていただいたり、ドレッサーやクローゼットまわりに飾ることで、内なる強さや前向きな気持ちを引き出すような存在になることを願っています。


 

三日月とネコ

 

作品詳細ページ:https://from-artist.com/products/mikadukitoneko


FROM ARTIST スタッフ:
それでは2作品目をご紹介していきましょう!こちらの作品 『三日月とネコ』 です!

では、この作品にはどんな想いやテーマが込められているのでしょうか?


アーティスト:

私は、旅先で出会った野良猫さんや野良犬さんたちからも、

「存在そのものが尊くて、それぞれが本当に輝いている」ということを教えてもらっています。

この作品に登場する猫さんも、ある日ふと通りかかった大きな公園で出会った野良猫なんです。

人通りの多い公園の中にある道の真ん中で、たくさんの人がまわりにいるにもかかわらず、堂々と座っていて。

どこか遠くをまっすぐに見つめていた姿にすごく惹かれました。誰に媚びるでもなく、凛としていて。

自分のままで、ただそこにいる。そのあり方に感動して、この作品を描きました。


FROM ARTIST スタッフ:
こちらの作品もまるで絵本の1ページのような世界観ですね!猫の表情が魅力的で、大きなキラキラした目に吸い込まれそうです。


アーティスト:
ありがとうございます。うれしいです。

先ほどもお話しした通りこちらの猫さんは昼間のにぎやかな公園で出会ったんですけど。すぐそばをたくさんの人が通ったり、部活生が走っていたりしていたにもかかわらず、まったく動じず、公園の道の真ん中に堂々と座っていて前だけをまっすぐに見つめ自分の世界を見ている印象を受けました。

それくらい自分の世界に入っていてどこかを見つめている猫さんだったので、描き終わって気づくと瞳がキラキラになっていました。


FROM ARTIST スタッフ:
背景のブルーからパープルのグラデーション、そしてグリーンの草原に咲く淡いピンクのお花たち……まるで優しい夢の中を歩いているような心地よさを感じさせます。見る人の心をふっと軽くしてくれるような、癒しの色使いです。

一番最初に描き始めたのはどのパーツですか?


アーティスト:
ありがとうございます。そのように感じていただきうれしいです。

一番最初に描き始めたのは猫さんの輪郭なんですけど。
実は背景は最初からブルーやパープルの空や、お花に囲まれた背景を描こうと思っていたわけではなかったんです。

でも描いているうちに、ふと「この猫さんが見ている世界って、もしかしたら星が輝く夜空だったり、お花畑のような優しい場所なのかもしれない」と感じるようになって…。

私自身がその猫さんが見てる世界に惹きこまれていくような感覚になり、インスピレーションのままに背景が生まれていきました。


FROM ARTIST スタッフ:
素敵なお話をシェアしてくださり、ありがとうございます!

お話を伺って、作品の背景に込められた偶然から生まれた必然のような流れに、心が温かくなりました。ご自身がその世界に引き込まれる感覚というのも、まさにアーティストならではの感受性で、とても印象的です。

注目してほしいポイントはありますか?


アーティスト:

注目してほしいポイントは、やはり前回の作品と同じになってしまいますが、今回も瞳です。そこにこの猫さんの凛とした佇まいや、うちに秘めた強さなどをすべて込めて描きました。

そして、それと同時に瞳が注目してもらいたい一番のポイントではあるのですが できればぜひ全体をぼーっと眺めて、そこから何か物語のようなものを感じてもらえたら嬉しいなと思っています。


FROM ARTIST スタッフ:

こちらの作品も、柔らかなタッチで描かれていて、愛情が込められているのが伝わってきます。特に毛並みの部分の描写は、ふわふわした手触りが想像できるほどリアルでありながらも、可愛らしいデフォルメが絶妙に融合していますが、どの部分に一番こだわりましたか?


アーティスト:
「デフォルメが絶妙に融合している」と言っていただけてとても嬉しいです。実はこれまでにも、ほかの方からも「賢くデフォルメしているね。」と言われたりしたこともあるのですが(笑)

私自身、意識的にデフォルメしているという感覚はあまりなくて、旅先で出会った野良猫さんの空気感や雰囲気をそのまま大切に描いたら、自然とこうなったという感じなんです。結果として“デフォルメに見える”この画風は、自分の中から自然に出てくるもので、それぞれの存在の大切さを元に描いているからこその私だけのオリジナルとして大切にしています。

また、こだわっているのは、実は「描くこと」そのものよりも、「描きたくなる出会いや題材」を見つけることです。

旅や日常の中で心が動いた瞬間を描くのが私のスタイルなので、その出会いのために、旅やお出かけ、そして自分の感性を磨くことにいちばん時間もエネルギーも注いでいます。私自身が心を動かされるからこそ、作品を見てくださった皆様の心も動くのではないかと思っていて、だからこそ私は“感性を磨くこと”を何より大切にしています。


FROM ARTIST スタッフ:

「描くこと」そのものよりも、描きたくなる出会いや題材を大切にされているというお考え、素敵ですね。

旅や日常の中で心が動いた瞬間を見逃さず、その感動を作品として昇華されているからこそ、見る人の心にもまっすぐ響いてくるのだと思います。ご自身の感動を起点にした表現だからこそ、温かくて芯のある作品になるのですね。

最後の「一筆」で完成だと感じた瞬間はどこでしょうか?


アーティスト:
心が動く感覚を常に大切にしているので、細部まで描き込むことよりも、自然に程よい余白を残すことで、その作品の“空気感”を伝えられたり見ていただいた方の”想像力が広がっていくきっかけ”になるのではないかと感じています。

なので“もうこれ以上描き足さない方がいい”と思えたときが、私にとっての完成の瞬間です。

 

FROM ARTIST スタッフ:
なるほど。細部を描き込むことよりも、心が動く感覚や空気感を大切にされているのですね。

「もうこれ以上描き足さない方がいい」と思えた瞬間が完成という感覚も、とても自然で美しいです。

ではこの作品、どんなお部屋に飾るのがオススメですか?


アーティスト:
この作品は、はがきサイズの小さな作品なので、ちょっとしたスペースにも飾りやすい作品となっています。

なので寝室のベッドサイドのテーブルや棚やデスクの上など、お気に入りの空間にそっと置いていただけたら嬉しいなと思います。

目に入るたびに、日常の喧騒を忘れ物語の世界にいざなわれるような、そんな瞬間をお届けできたら、うれしいです。


FROM ARTIST スタッフ:
どんな場所にもすっと溶け込んでくれるのは、とても魅力的ですね。

確かに寝室やデスクのそばに置けば、忙しい日常の中でほっと一息つける癒しの時間になりそうです!


 

『In full bloom 〜咲き誇る』

 

作品詳細ページ:https://from-artist.com/products/in-full-bloow


FROM ARTIST スタッフ:
それでは3作品目をご紹介していきましょう!こちらの作品 『In full bloom 〜咲き誇る』 です!

では、この作品にはどんな想いやテーマが込められているのでしょうか?


アーティスト:

はい、この作品に限らずですが、私の抽象画にも一貫した想いがありまして。先ほどもお話しした通り、私はこれまでに約20か国を旅する中で、「人は誰もが唯一無二の尊い存在」という気づきを得ました。

その想いを作品を通して伝えたい、というのが抽象画においても私の創作の原点です。

この作品も、ある日ピンク色の色のイメージが降りてきてそこにお花のようなイメージが浮かび、描き始めました。描いていくうちに気づいたのは、どのお花も色も形もそれぞれに違うけれど、その違いこそが個性で、みんな本当にかわいくて素敵だということ。「みんな違うことこそが魅力でありそれぞれの存在そのものが輝いているという、そんなメッセージを込めています。


FROM ARTIST スタッフ:
こちらの作品も優しさが滲み出るような絵肌ですね。

絵全体がふわっと柔らかく、まるで春の光に包まれているような雰囲気です。お花の表現が抽象的で詩的に感じます。

形をはっきり描きすぎないことで、想像力が刺激されます。


アーティスト:
私自身、いつもインスピレーションに導かれるままに描いているので、完成した作品にもどこか自由な空気が流れていると思います。

だからこそ、見てくださる方にも想像力を広げていただいたり、新たな発想がやインスピレーションがふと降りてくるような、そんな一枚になれば嬉しいです。


FROM ARTIST スタッフ:

色と色の重なり方にリズムがあり、まるで音楽のように、パッとした明るさと、静かな落ち着きが交互に現れてきますが紙の種類やオイルパステルのこだわりがあれば教えてください。


アーティスト:

紙は、水彩紙の画用紙を使用しています。ほどよい凹凸があり、オイルパステルのタッチや色の重なりが美しく表現できるところが気に入っています。

使用しているオイルパステルは、国内製のものに加えて、フランスやスイス製のものなど、国内外の複数のメーカーのものを使っています。

人物画や動物画では、発色がよくしっかり色がのる海外製のオイルパステルをメインに使用していますが、抽象画ではあえて国内製の、少し色がのりにくいオイルパステルをメインに使用することが多いです。

というのも、国内製のものは、色が乗りにくい特性があるのですが、それは同時にのばすと透け感が生まれて、そこに透明感ややわらかさが感じられ、それが抽象的な表現ととても相性がよいと感じているからです。作品ごとに、画材の特性と向き合いながら選んでいます。


FROM ARTIST スタッフ:

注目してほしいポイントなどはありますか?


アーティスト:
先ほど、透明感を生かして描いているとお話ししましたが、この作品ではすべてが透明感を生かした軽やかな作品なわけではなくて、例えば緑の葉っぱの部分や、ちょうちょのように見える部分などは、かなり厚く色を重ねて質感を出しています。

また、部分的にはフランス製のメタリックゴールドやホワイトパールのオイルパステルも使っていて、光の当たり方によって印象が変わるように仕上げました。自由に、思いつくままに手を動かしながら、質感や輝きを重ねる楽しさも込めています。

そうした「重なり」や「きらめき」にもぜひ注目していただけたらうれしいです。


FROM ARTIST スタッフ:
制作過程の詳しいお話を聞けて、とても興味深いです。透明感だけでなく、葉っぱやちょうちょの部分に厚みを持たせることで、作品に豊かな表情と立体感が生まれているんですね。

また「偶然の美しさ」を恐れずに取り込んでいる感じがします。あえてラフに見える筆致が、むしろ自由さと感性の豊かさを物語っていますが、完成したとき、どんな気持ちになりましたか?


アーティスト:
ピンクやお花の作品ということもあって、自分の作品ながら「わぁ!かわいい!」って思いました(笑)。

抽象画は、基本的にインスピレーションに従って自由に描いているのですが、描いているうちに当初のイメージとかけ離れてしまったりして、何度も試行錯誤してしまい、時には収集つかなくなって破ってしまいたくなるような気持ちになるときもあります。

こちらの作品も当初のイメージとはかけ離れた作品となったのですが、逆に描きすすめるうちに最初のイメージよりもかわいらしく仕上がったと自分では感じていて完成した時はとても満足できました。


FROM ARTIST スタッフ:

自由に描く中で当初のイメージから変化してしまうこともありますが、その中で新しい魅力や予想以上の可愛らしさを発見できるのは、本当に素敵なことですね。

変更した箇所や、最初のイメージと違ってきた部分は具体的にどのあたりでしょうか?


アーティスト:
途中で変更したのは、お花の並び方や色のバランスです。

基本的にはインスピレーションのままに色をのせているのですが、それぞれのお花の色や大きさのバランスに遠目で見て自分自身が納得できず、何度かバランスや色の配置を見ながら塗りなおしたり描き直したりしながら試行錯誤しました。


FROM ARTIST スタッフ:

描いていて特に楽しかった部分はどこですか?


アーティスト:
楽しかったのは、仕上げの直前にふと「ちょうちょが飛んでいるイメージ」が降りてきて、それを描き足した瞬間です。その時はとてもワクワクして、作品に命が吹き込まれたような気がしました。


FROM ARTIST スタッフ:

描いているとき、何か音楽や風景を見ながら作業しましたか?


アーティスト:
絵を描くときは、絵だけに集中したいので、机の上にはオイルパステルしかない状態で描いています。

そして、描くときの音楽なのですが、私自身幼少のころからピアノを習っていたこともあってピアノの曲がお部屋や頭の中で流れていることが多いです。


FROM ARTIST スタッフ:

集中できる環境づくりが素敵ですね。机の上にはオイルパステルだけを置いて、余計なものを排除しているからこそ、作品に向き合う時間がより深くなりそうですね。

また、幼少期からのピアノ経験が影響して、描くときにピアノの音楽が自然と流れているのも素敵です。音楽と絵が一体となって、より豊かな創作の世界が広がっているのだろうなと想像しました。

ではこの作品、どんなお部屋に飾るのがオススメですか?

 

アーティスト:
やわらかなピンク色の作品なので、ご自身のお部屋やパウダールーム、そしてドレッサーまわりなど、女性らしさを引き出し、自分自身を大切にする気持ちを高めてくれる場所など毎日目に入る場所に飾っていただくのがおすすめです。

みんなそれぞれが魅力にあふれた素晴らしい存在だとのメッセージを日々感じていただけたら嬉しいです。

B5サイズの小さめの作品なので、抽象画を初めて飾る方にもおすすめです。


FROM ARTIST スタッフ:

自身の大切な空間に飾ることで、毎日見るたびにポジティブな気持ちになれそうです。

B5サイズのコンパクトさも、初めて抽象画を飾る方にぴったりで、気軽に楽しめるのが魅力的ですね。




──最後に


FROM ARTIST スタッフ:
本日はYukari Blairさんの素敵な作品をたくさんご紹介しました!

皆さん、お気に入りの作品は見つかりましたか?

最後にYukari Blairさんに今後の活動についてや、本日ご覧いただいている皆さんにメッセージをいただければと思います。


アーティスト:
今日は皆さんに直接お話しできて、とても嬉しかったです!

すべて世界にひとつだけの1点物の原画の作品です。

もしなぜか気になったり、心に何か感じるものがあった作品は

一期一会の出会いを大切にしていただけたらと思います。


FROM ARTIST スタッフ:

ありがとうございます!今回ご紹介させていただきましたYukari Blairさんは、他にも魅力的な作品をFROM ARTISTにて掲載されています。ぜひ、そちらもあわせてチェックしてみてください!

それでは、また次回お会いしましょう!ありがとうございました!


 

放送詳細URL:https://youtu.be/F9AYtpsNBeY




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