登録アーティスト800人超え、作品点数は数千点以上。
様々なアートを見て、手に入れることができるFROM ARTIST。
北から南、現役美大生から受賞歴のあるプロ作家まで場所や環境を問わず様々なアーティストたちが作品を登録・販売を行っています。
「この絵を描くまでに、どのくらいの時間がかかったんだろう?」
「どんな経験を経たら、こんな絵が描けるんだろう。」
制作の秘密や裏側、ちょっと覗いてみませんか?
────────ABOUT ARTIST TV INTERVIEW────────
「kenji」
皆さん、こんにちは! ABOUT ARTIST TV へようこそ!
ABOUT ARTIST TV は、アートのマーケットプレイス 「FROM ARTIST」 が運営するアートチャンネル です。
すでにご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、FROM ARTIST では、アーティストのルーツや作品への想いを紹介するオリジナルマガジン 『ABOUT ARTIST』 を発行しています。
このアートチャンネルは実際にアーティストをお招きし、作品に込めた想いを直接聞くことができる貴重な機会です。ぜひ最後までお楽しみください。
今回ご紹介している作品はすべて FROM ARTISTで実際に販売中の一点物です。
気になる作品がありましたら、ぜひリンクからご覧ください。
それでは、本日のゲストは第4回 47都道府県を巡る!日本全国アートの旅 in銀座のグランプリ受賞者、kenjiさんをお迎えします!kenjiさん、よろしくお願いします!
アーティスト :
こちらこそよろしくお願いします。このような素敵な機会をいただけて嬉しく思います!
──自己紹介
アーティスト詳細ページ:
https://from-artist.com/collections/kenji
FROM ARTIST スタッフ :
この度はFROM ARTIST企画展、「第4回 47都道府県を巡る!日本全国アートの旅 in銀座」にご参加いただきありがとうございました!
来場者投票によるコンテストで、kenjiさんが見事グランプリに選ばれました。受賞おめでとうございます!
アーティスト :
ありがとうございます。皆様に私の作品に共感いただけたことをとても嬉しく思います。
FROM ARTIST スタッフ :
では簡単に自己紹介をお願いします!
アーティスト :
改めまして、kenjiと申します。本業は360度カメラの設計と企画を担当しています。趣味でカメラや海外一人旅をしています。そこで出会った景色を写真アートで表現しています。
──作品紹介
『5匹のキリン』
作品詳細ページ:
https://from-artist.com/products/5hikinokirin
FROM ARTIST スタッフ :
それでは早速、栄えあるグランプリを受賞した作品をご覧いただきましょう。ご紹介するのは『5匹のキリン』です!
では、kenjiさん、この作品にはどんな想いやテーマが込められているのでしょうか?
アーティスト :
今年のGWに大自然で動物を見たくケニアに一人で行ってきました。そこで出会った撮影した景色をアート作品にしようと思い作品作りを始めました。きれいな写真をただ紙に印刷するだけでは、伝えられる情報には限界があります。そこで木材に写真を印刷するというアイディアを思いつき、作品制作を始めました。これにより、見る、触る、においを通じて写真を楽しむことができます。
FROM ARTIST スタッフ :
こちらの作品はケニアで撮影されたという事ですが、ケニアでの大自然の空気感がそのまま閉じ込められているようで、まるで自分がサバンナに立ってキリンの群れを眺めているかのような臨場感がありますね!
この写真を撮影したときの具体的なシーンや気持ちを是非お聞かせください!
アーティスト :
朝のサファリで撮影したものになります。突然キリンの群れが目の前に現れたのですが、こちらに気づいても逃げ出すわけでもなくゆっくりとこちらに向かって歩いてきました。朝日に照らされたキリンの群れは本当に美しくて夢中でシャッターを切ってました。
FROM ARTIST スタッフ :
まるで映画のワンシーンのようで、とても素敵です!朝日に照らされたキリンの群れなんて、本当に神秘的で美しい光景ですね。夢中でシャッターを切られたお気持ち、すごく伝わってきます。
さらに木材に印刷されたことで『自然と自然の融合』が実現され、作品が写真以上の世界観を持っていると感じました。
木材を選ばれたきっかけやインスピレーションについて教えていただけますか?
アーティスト :
あるとき印刷会社に足を運んだ際、写真が印刷された木材が置かれており、そこに着想を得ました。そこで木材と写真を融合とした写真アートを考えるようになりました。実は今回のキリンの作品は木材アートとしては3番目に登場したものになります。
FROM ARTIST スタッフ :
とても興味深いエピソードをありがとうございます!
偶然の出会いから新しい表現方法を見つけられたことに、とてもワクワクします。木材との融合によって写真が持つ可能性が大きく広がったのだと感じました。
キリン本来の縞模様をあえて省き、木の木目を模様として活かすという非常にユニークな表現ですが、これは最初から意図されていたものなのでしょうか?それとも制作の過程で自然に生まれた発想だったのでしょうか?
アーティスト :
後から生まれたものになります。ケニアに行って撮影した写真の中で一番好きな写真がこれでした。この写真でなにか表現をしたいと考えた末に、たどり着いた表現方法がこれでした。
FROM ARTIST スタッフ :
偶然に生まれた木目の流れがキリンの生命感と響き合い、唯一無二の表情を持つ作品になっていると感じます。まさに『写真×木材=自然の対話』ですね。
紙にプリントするのとは異なり、木材を選んだことで表現にどのような違いが生まれたと感じますか?
アーティスト :
木材に印刷した作品を制作する際は、木材に印刷する意味を毎回考えます。写真と木材をどう融合させるかです。紙だと紙の上にインクが乗っている=写真をきれいに見せることが目的になると思うのですが、木材の場合は、写真だけでなく、木材をどう生かすかを考えて作品を作っています。木目と写真をどう融合させたのかというところをぜひ見ていただきたいです!
FROM ARTIST スタッフ :
とても魅力的なお考えですね!
紙と木材、それぞれの素材の特性を大切にされている姿勢がよく伝わってきます。特に「木材をどう生かすか」という視点がとてもユニークで、木目を作品の要素として取り込む発想に心を打たれます。
注目してほしいポイントなどはありますか?
アーティスト :
この作品ではキリンの縞模様を木目として表現した作品になります。印刷するまでキリンの縞模様と木目がこんなにマッチすると思いませんでした。キリン×木目とすることで自然に生きる動物と自然がこんなにきれいに調和できるということを感じていただきたいです。
FROM ARTIST スタッフ :
キリンの群れが画面に動きを与え、遠くの大地や空と絶妙な調和を作り出しており、写真でありながら絵画のような趣を持っていますね。作品を振り返って、ご自身の成長を感じる部分はありますか?
アーティスト :
この作品制作にあたり、木目の方向が縦がいいのか、横がいいのか、木材の色味はどんな色がいいのか。何度も試作を重ねて作品制作をしました。木材という一点ものを扱う難しさを学びました。
FROM ARTIST スタッフ :
この作品一枚で空間の空気が澄み、訪れる人に旅や冒険の気配を感じさせてくれそうです。
ちなみに先ほど、本作は木材アートとして3作目と伺いましたが、後の2作品もやはり動物をモチーフにされているのでしょうか?
アーティスト :
動物は今回が初めてです。一本杉の写真をアート化したものとボートを漕いでいる人の写真をアート化したものがあります。
FROM ARTIST スタッフ :
動物を題材にされたのは今回が初めてなのですね! 一本杉やボートを漕ぐ人をモチーフにした作品も、とても興味深いです。
詳しくお話しいただき、ありがとうございました!
こちらの作品は『第4回 47都道府県を巡る!日本全国アートの旅 in銀座』でグランプリを受賞し、企画展後に購入者様のもとへ旅立ちました。kenjiさんご自身で発送されたと思いますが、作品が新しい場所へ旅立つことをどのように感じられましたか?
アーティスト :
作品に共感いただき、ほしいと言ってくれる方がいることは本当に感無量です。毎回気持ちを込めて梱包と発送させていただいております。
FROM ARTIST スタッフ :
作品に込められた想いがしっかりと伝わっているからこそ、共感して購入を希望される方がいらっしゃるのだと思います。梱包や発送まで大切に向き合われていることからも、作品への愛情と責任感が伝わってきます。
kenjiさんの想いが込められた作品『5匹のキリン』が、新しい場所でさらにその魅力を放つことを願っています。
『触ることの出来る月』
作品詳細ページ:
https://from-artist.com/products/sawarukotonodekirutsuki
FROM ARTIST スタッフ :
それでは2作品目をご紹介していきましょう!こちらの作品 『触ることの出来る月』 です!
では、この作品にはどんな想いやテーマが込められているのでしょうか?
アーティスト :
普段見ているだけの月に触っているような体験をしていただきたいという作品です。
FROM ARTIST スタッフ :
天文学的なリアリティとアートとしての美しさが見事に融合していて、見る者の知的好奇心を強くかき立てます。
実際に撮影された月の写真を用い、特殊な印刷技術で凹凸を再現されているとのことですが、「触れて感じる」という触覚的な体験を重視するという発想は、どのような着想から生まれたのでしょうか?
アーティスト :
私は4年ほどインクジェット技術を用いた新規事業の開発経験もあります。その中で2.5Dプリンターという印刷手法を知りました。この技術は油絵などの絵画の複製を目的として開発された印刷技術で普段は写真では用いられません。この技術を使って写真で表現をしたいと思い、テーマを考えました。こちらも写真に高さをつける意義を考え、月に触れると面白そうと思い作品制作を始めました。
FROM ARTIST スタッフ :
もともとは絵画向けの技術を、新しいテーマで写真に活かす発想、とても斬新ですね。
視覚情報にとどまらず、触覚にも訴えかけるこの作品は、まさに五感に響く表現だと感じました。実際に月の表面に触れたとき、観る人の心にどんな感情が生まれることを願って、この作品をつくられたのでしょうか?
アーティスト :
この作品が出来たときに面白い作品が出来たなと思ったため、その感動を共有できればと思っています。触った時に感じる思いや気づきなどはその人によって変わると思うのでなにか響くものがあればと思います。
FROM ARTIST スタッフ :
子どもや視覚障害のある方にとっても、新しい学びや体験になるのではと思いました。そういったアクセシビリティも意識されていますか?
アーティスト :
作品制作の段階では、とにかく自分の納得いくものを作ろうと無我夢中でどういう展開が出来そうとかは考えていませんでした。この作品を次の展開にも繋げるきっかけがあればぜひご紹介いただけると嬉しいです。
FROM ARTIST スタッフ :
制作に没頭され、納得のいく表現を追求されたからこそ、この素晴らしい作品が生まれたのですね。
注目してほしいポイントはありますか?
アーティスト :
とにかく凹凸感ですね。この作品における凹凸感に正解がないため、納得感のある仕上がりにするために本当に苦労しました。
FROM ARTIST スタッフ :
凹凸感に注力されたのですね。正解がない中で納得のいく表現に仕上げるのは、本当に大変だったと思います。
背景の黒が月を際立たせ、宇宙空間に浮かぶ月の存在感が引き立っていますが、額縁のデザインにもこだわりがありますか?
アーティスト :
この背景は空の黒になります。そのために月の周りにインクが載っています。額の色は作品を邪魔しないように黒を選びました。確かに夜の空と同じ色ですね。
FROM ARTIST スタッフ :
額縁の存在が、作品の魅力をより豊かに見せてくれている気がします。
kenjiさんにとって「月」とは、どういう存在ですか?
アーティスト :
身近な存在なようで実はよく分かっていないものですかね。当たり前のように夜空に浮かんでいるけどカメラで撮影して、月の表面を見ると毎回感動するんですよね。こんな風になってるんだって。身近な存在でも、よく見るといろんな気づきをくれる不思議な存在ですね。
FROM ARTIST スタッフ :
ではこの作品、どんなお部屋に飾るのがオススメですか?
アーティスト :
んーーー寝室ですかね。
FROM ARTIST スタッフ :
やはり寝室に置くのがぴったりですね。静かで落ち着いた空間だと、作品の雰囲気が一層際立ちそうです。
個人的には、書斎やワークスペースなどクリエイティブな空間に置くのも、集中やアイデアのきっかけになりそうだと感じました!
『触ることのできる天の川』
作品詳細ページ:
https://from-artist.com/products/sawarukotonodekiruamanogawa1
FROM ARTIST スタッフ :
それでは3作品目をご紹介していきましょう!こちらの作品 『触ることのできる天の川』 です!
では、この作品にはどんな想いやテーマが込められているのでしょうか?
アーティスト :
月と同じタイミングに制作した作品になります。星に触れると面白いかなと思い、作品制作を始めました。そのため星の明るさが高さで表現されています。明るい星が一番出っ張っています。
FROM ARTIST スタッフ :
こちらの作品も、息をのむような美しさですね。星空と天の川の深遠な輝きが、写真という枠を超えて、宇宙の「圧倒的な広がり」と「静けさ」を同時に感じさせてくれます。この星空はどこで、いつ撮影されたのでしょうか?
アーティスト :
モンゴルの大草原で2018年に撮影しました。
FROM ARTIST スタッフ :
モンゴルの大草原で撮影されたのですね。広大な自然の中での撮影、想像するだけでワクワクします!
漆黒の夜空にきらめく無数の星々。そして、その中を流れるように存在する天の川の光。まるで時間が止まったかのような静寂の中に、星たちのきらめきが見えますが、使用されたカメラやレンズ、露出時間など、撮影時の技術的な工夫について教えていただけますか?
アーティスト :
カメラはソニーのa7iiiで、レンズは50mmのF1.4のレンズを使って撮影しました。撮影の技術は、そんなに特別なことはしていないかと(笑)三脚に立てて、露出時間は4秒で、レンズの絞りは解放で撮りました 星をとるときの一般的な撮影方法かと思います。
FROM ARTIST スタッフ :
詳しい撮影情報ありがとうございます!一般的な方法とのことですが、仕上がった作品はとても美しいです。
こちらの作品も特殊な印刷により凹凸をつけて印刷されたとのことですが、手で触れることで、視るだけでは気づけなかった「何か」に気づいてほしい、という意図はありますか?
アーティスト :
星一つ一つにも個性があるということですかね。明るさや色が一つ一つ異なります。明るさを高さとしたことで、触って明るさを体験できるので、まずはぜひ触っていただきたいですね。
FROM ARTIST スタッフ :
写真から凹凸データを作成する過程は、全て自動化されているのですか?それとも手作業による調整が加えられている部分もあるのでしょうか?
アーティスト :
月も一緒なのですが、高さだけを表したデータを作る必要があります。このデータは手作業で制作します。高さも本当に狙ったものになっているかは試作するまで分からないため、10回以上試作して半年かけて完成させました。
FROM ARTIST スタッフ :
地平線にうっすらと浮かぶ山影も、夜空とのコントラストを際立たせていて、まるで自然と宇宙が静かに語り合っているようです。木々や雲のシルエットが、空の無限性をよりリアルに引き立てていますね!
注目してほしいポイントなどはありますか?
アーティスト :
実は雲は質感を変えているんですよね。夜空全体はザラっとした質感なのですが、雲はツルっとした質感で表現しています。
FROM ARTIST スタッフ :
雲の質感まで意識されているのですね。質感の差があることで、作品に立体感とリアルさが加わっていると感じます。
途中で変更した部分や、最初のイメージと異なる点はありますか?
アーティスト :
特別途中で変えたりはしてませんね。月もそうですが、自分のイメージ通りになるまで何度も修正を重ねた感じです。
FROM ARTIST スタッフ :
作品が完成した時、どんな気持ちになりましたか?又、自分自身にどんな気づきや変化がありましたか?
アーティスト :
作品制作をしたとき、毎回一緒なのですが、とにかくいろんな方に見ていただきたいという気持ちになります。いろんな方に見ていただいていただくコメントが自分の励みや気づきに繋がっています。天の川で一番印象的だったコメントは「星に触るのが夢だった」ですね。
FROM ARTIST スタッフ :
作品を通していろんな方に見てもらえるのは、やはり嬉しいですよね。コメントが励みになったり、新たな気づきにつながるのも素敵です。『星に触るのが夢だった』というコメント、本当に心温まりますね!
映像やサウンドなど、他のメディアとの連携によって、さらに没入感のある表現を目指す構想はありますか?
アーティスト :
そうなってくると私一人では難しいところもあるので他の方とのコラボとかですかね?ぜひなにかあればご紹介お願いします!
FROM ARTIST スタッフ :
そうですね、お一人では難しい部分もありますよね。
皆さん、コラボのアイデアをお持ちでしたら、ぜひ教えてください!
ではこの作品、どんなお部屋に飾るのがオススメですか?
アーティスト :
寝室とか書斎ですかね?
FROM ARTIST スタッフ :
素敵ですね!寝室や書斎に置くと、落ち着いた雰囲気の中で作品をゆっくり味わえそうですね。見るたびに心がリセットされるような空間になりそうです!
──最後に
FROM ARTIST スタッフ :
本日はkenjiさんの素敵な作品をたくさんご紹介しました!
最後にkenjiさんに今後の活動についてや、本日ご覧いただいている皆さんにメッセージをいただければと思います。
アーティスト :
今回は本当に素敵な機会をいただきありがとうございました。
引き続き創作活動を進めていきますので温かく見守っていただければと思います。私の作品の月や天の川に興味を持っていただけましたらぜひHPをチェックいただければと思います!本当にありがとうございました!
FROM ARTIST スタッフ :
今回ご紹介させていただきましたkenjiさんは、他にも魅力的な作品をFROM ARTISTにて掲載されています。ぜひ、そちらもあわせてチェックしてみてください!
それでは、また次回お会いしましょう!ありがとうございました!
放送詳細URL:https://youtu.be/iaPBmm1W6GU





