コレクション: 匂坂祐子

1961年、静岡県富士市生まれ。東海大学短期大学部生活芸術科卒業。
幼少の頃、ラファエロの「聖母子像」に魅せられ画家となる。「無条件の愛」をテーマに、中世末期からルネサンス期の古典技法である「黄金背景テンペラ古典技法」と、北方ルネサンス期に用いられた「油彩・テンペラ混合技法」を用いて制作。その技術とスタイルはヨーロッパでも認められ、作品はモナコ王室やバチカンのローマ法王庁のコレクションになった。
その後、ニューヨーク、パリ、上海、イタリア、ドイツ、エディンバラ、オーストラリアなど、世界各地のフェスティバルやアートフェアに招待される。作品は世界24カ国42都市で展示され、見る人に癒しや安らぎ、空間や物語を感じさせてくれる。
自分への愛、他人への愛、そして自分を取り巻く自然への愛。
作品を見る人に無条件の愛を与え、暗闇の中で道を示す光となりたいと願っている。
2020年、アートによる祈りと癒しをモチーフにした神話や神仏のシリーズに着手、COVID19による世界の不安の中で、希望の光を絶やさないための作品制作を続けている。
2021年、「世界はすべて愛でつながっている」をテーマにした絵本『プレゼンス』を出版。
現在、世界各地の展覧会で作品発表を続ける一方、地元静岡で英語教師の姉とライブペィンティングやテンペラ画ワークショップ、絵本&アートクラフト、創作劇等を開催し、子どもたちの創造性を育む活動に取り組んでいる。

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