コンテンポラリーアートとは?モダンアートとの違いも交えて解説 - FROM ARTIST

コンテンポラリーアートとは?モダンアートとの違いも交えて解説

みなさんは「コンテンポラリーアート」という」言葉をご存知ですか?
恥ずかしながら、私自身このFROM ARTISTでお仕事をするようになるまで知りませんでした…。
しかしながら、コンテンポラリーアートに限らず、アートのジャンルについて知っておくことは
自分の好みの作品によりたくさん接するためにも必要なことかもしれません。
ぜひ一緒にその定義について学んでいきましょう!



・コンテンポラリーアートとは
そもそも、コンテンポラリー(contemporary)とは「現代の」、「今日的な」という意味です。
コンテンポラリーアートを日本語訳するとつまりは「現代美術」となります。
日本では「現代アート」と呼ばれることが多いようです。
しかし、「現代」という特定の時代を限定しない言葉遣いから、定義するのは大変難しく、
だいたい20世紀初頭あたりから生まれた作品を指すようです。
時代がもつ共通の性質=同時代性を強く打ち出し、それまでの概念にとらわれない
前衛的かつ新しい芸術表現を総評したものが「コンテンポラリーアート」と呼ばれます。

従来の枠にとらわれない表現から、まずはその作品にある背景を理解しなければ
作品そのものを理解するのが難しいことも特徴の一つです。
中でも作品の概念自体が作品の主要な要素とされるものは、「コンセプチュアルアート(概念芸術)」と呼ばれます。



・コンテンポラリーアートとモダンアートの違い
コンテンポラリーアート=現代美術に近い言葉として「モダンアート」というものがあります。
しかしそこには明確な違いがあるようです。
モダンアート(Modern Art)とは「近代美術」を指す言葉です。
「近代」は「現代」のひと世代前、つまりモダンアートはコンテンポラリーアートよりも
ひと世代前の作品たちを表すということですね。
具体的にいうと、1860~1970年代のアートたちが相当するようです。

近代美術=モダンアートの特徴は、その作家たちのほとんどが第一次・第二次世界大戦を経験し、
それまでの美術におけるテンプレ的技法から脱却し、様々な新しい試みに取り組んでいる点です。
芸術の根本的な概念に対して問いかけ続けた、革新的な時代区分だったといえます。

対して「コンテンポラリーアート」は、その「モダンアート」での試みを踏まえ、
更に新しい芸術の形を試行錯誤したり、概念だけではなく美術の「価値観」の転換を求めています。
コンテンポラリーアートは、今この時代における新しい芸術の価値観を生み出している作品たちということですね。



・おすすめのコンテンポラリーアーティスト
ここからは、筆者が注目するおすすめのコンテンポラリーアーティストを5人紹介していきたいと思います!

1.idogaeru


1984年鳥取県境港市生まれ。
幼少期から絵を描くことが好きで、19歳の時に漫画家を目指し、専門学校に通いながら本格的に絵の技術を学ぶ。
卒業後、細かい描写やカラフルな色づかいのデジタルアートに魅力を感じるようになり、
積極的にイラストレーターとしての道筋をひらく。
その後、飲食店で働きながら個展やテレビCMの背景、イベントなどのポスター制作などの活動を開始。
デジタルアートだけでなく、キャンバスにアクリルガッシュを用いたアナログアートにも着目。
いままさに新たな作品を次々と生み出している。

作品ページ https://from-artist.com/collections/idogaeru


2.山下輝


2011年の震災後から独学で絵画制作を開始。
キャンバスやイラストボードにアクリル絵具やさまざまな画材を使用して
色彩が豊かな抽象的な作品を描いています。

作品ページ https://from-artist.com/collections/yamashitaakira


3.Lu


自分探しの途上で出逢ったアーティストに背中を押され絵を描き始める。
自分自身の心の中にある色をアクリル絵具を中心にカタチにしている。

作品ページ https://from-artist.com/collections/Lu


4.YOKO


日々
感じたこと
体感した感覚
メッセージを
HAPPYエネルギー
たっぷり込めて描いてます
あなたへHAPPYを〜!!!

作品ページ https://from-artist.com/collections/yoko-1



5.下山敦


東京都出身。
映像クリエイター/デジタルアーティスト
映像クリエイターとしては、企業CM,VP,ライブ,各種イベント,website,デジタルサイネージ等,
様々な分野、媒体での映像制作を行なっている。
デジタルアーティストとしては、3DCGソフトを使用したデジタルアートの制作をメインとしている。
さらに、3Dプリンター等を組み合わせることで、より立体的な作品を制作している。

作品ページ https://from-artist.com/collections/shimoyamaatsushi




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執筆者:彩都リンゴ

FROM ARTIST運営スタッフ。動画制作などクリエイティブ系のお仕事を中心に
運営をサポートしています。
フリーのクリエイター、アーティストとしても活動中。



監修者:戸井田翔馬

BUSCA合同会社CEO。FROM ARTIST事業責任者。
マーケターとしてキャリアをスタートし、事業会社・広告代理店を経験し独立。
カリフォルニア大学バークレー校やロンドンビジネススクールなど複数の大学院・ビジネススクールでマーケティング関連のプログラムを修了。
また、マッコーリー大学でMBAコアカリキュラムを、ブリティッシュコロンビア大学で教育におけるアートの重要性も学んでいる。

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