インテリアにおいて、色は最も重要な要素の一つです。家具、壁、そしてアートの色。それらをどのように組み合わせるかによって、空間全体の印象が大きく変わります。そこで、アートと家具を組み合わせて、色の魅力を最大限に引き出す「カラーコーディネート術」を具体的なインテリアコーディネート事例を交えながらご紹介します。色の使い方ひとつで、あなたの部屋がまるで雑誌に出てくるような空間に変わります。
1. 基本のカラーコーディネート術「3色ルール」を活用する
インテリアの色選びでまず知っておきたいのが「3色ルール」です。これは、部屋の中で使う色をベースカラー、アクセントカラー、ポイントカラーの3色に絞るというシンプルなルールです。
・ベースカラー:壁や床、カーテンなど、空間全体を支える色(全体の70%)
・アクセントカラー:ソファや椅子、ラグなど中規模のアイテムに使用する色(全体の20%)
・ポイントカラー:アートやクッションなど、目を引く小さなアイテムに使う色(全体の10%)
このルールに基づいてアートを取り入れると、部屋が散らかった印象にならず、統一感のある仕上がりになります。
アートを用いたコーディネート例
アーティスト:Kana Ikoma
作品名:Glisten -beige-
価格:¥39,000
作品詳細:https://from-artist.com/products/glisten-beige
アーティスト詳細ページ:https://from-artist.com/collections/kana-ikoma
ナチュラルなベージュの壁と木目の床を持つリビングルームの場合、ベースカラーは「ベージュ」。ソファに「ホワイト」のアクセントカラーを取り入れ、アートには「ゴールド」を使うことで華やかで温かみのある空間が完成します。ここでポイントになるのが、アートの中に「ベージュ」や「シルバー」を含むデザインを選ぶことで、アートが空間に自然に馴染みます。
2. モノトーン×華やかなアートでアクセントに
シンプルなモノトーンの部屋は、色のない空間が魅力でありながらも、少し無機質に感じられることがあります。そんなときに活躍するのが、華やかなアートをアクセントとして取り入れる方法です。写真のような白と黒で統一された黒いソファと白いラグが中心のリビング部屋の中に、ゴールドなどの華やかなアクセントが光る大きな抽象画のアートを飾ることで、一気に空間に生命感が宿ります。
アートを用いたコーディネート例
アーティスト:Kana Ikoma
作品名:Mystical
価格:¥70,000
作品詳細:https://from-artist.com/products/mystical
アーティスト詳細ページ:https://from-artist.com/collections/kana-ikoma
3. トーンオントーンで統一感を演出する
「トーンオントーン」とは、同じ色の濃淡を組み合わせるコーディネート方法です。これをアートと家具に応用すると、空間全体に統一感が生まれ、落ち着いた雰囲気を演出することができます。特に、色味が多すぎると感じる人には、この方法がおすすめです。
アートを用いたコーディネート例
アーティスト:_m_art
作品名:Heavenly Winter Ocean P20(20241112)
価格:¥205,000
作品詳細:https://from-artist.com/products/heavenly-winter-ocean-p2020241112
アーティスト詳細ページ:https://from-artist.com/collections/_m_art
グレーを基調としたインテリアでは、壁にはライトグレー、家具や照明にはポイントカラーであるベージュ、アートにはダークグレーを取り入れます。アートには、グレーのグラデーションや白の余白があるものを選ぶことで、モノトーンの美しさをさらに引き立てます。
この方法は、色数を増やさずに深みを持たせることができるため、特にシンプルなインテリアが好きな方に最適です。
4. 補色の組み合わせでインパクトを出す
補色とは、色相環(カラーホイール)で向かい合う位置にある色のことです。例えば、赤と緑、青とオレンジ、黄色と紫など。これらの色を組み合わせると、強いコントラストが生まれ、空間にインパクトを与えることができます。
アートを用いたコーディネート例
アーティスト:Naminami
作品名:akf1240
価格:¥16,500
作品詳細:https://from-artist.com/products/akf1240
アーティスト詳細ページ:https://from-artist.com/collections/naminami
例えば、写真のようなリビングルームに、シックなブルーのアートを取り入れた場合、ソファーに置くポイントカラーとなるクッションはオレンジや黄色などのビタミンカラーを選びます。こうすることでブルーとオレンジの補色関係が視覚的な刺激を与えます。
また、このとき他のアイテムはホワイトやベージュなどのニュートラルな色でまとめると、補色のインパクトが際立ちます。
5. 季節ごとの色でアートを楽しむ
アートは、季節によって変えることで空間に新鮮さを加えることができます。家具は簡単に入れ替えられない場合でも、アートは比較的手軽に交換可能です。季節ごとにテーマカラーを設定し、それに合わせたアートを飾ると、空間が常に新しい表情を見せてくれます。
春:ピンクやライトグリーンを基調とした花のイラストや風景画を選ぶ。例えば、桜やチューリップを描いた作品をリビングに飾ると、春らしい空間に。
アーティスト:Tadashi
作品名:淡墨桜幻想
価格:¥92,000
作品詳細:https://from-artist.com/products/usuzumizakuragensou
アーティスト詳細ページ:https://from-artist.com/collections/tadashi
夏:鮮やかなブルーや白を基調とした海や空をテーマにしたアートを飾り、涼しげな雰囲気を演出。
秋:オレンジやブラウンを使った紅葉や収穫を描いたアートを選ぶ。木目の家具との相性も抜群です。
冬:モノトーンやブルーグレーを基調としたシンプルな抽象画を飾り、静けさと落ち着きを感じる空間を作る。
季節感を反映させたアートは、部屋に物語性を加えると同時に、四季の変化をより楽しむことができます。
6. 色を引き立てる背景を選ぶ
アートを飾る際、壁の色や背景がどのように作用するかを考えることも重要です。背景の色がアートを引き立てる役割を果たすため、コントラストや調和を意識して選ぶことがポイントです。
アートを用いたコーディネート例
アーティスト:JUN
作品名:scatter-winter
価格:¥16,000
作品詳細:https://from-artist.com/products/scatter-winter
アーティスト詳細ページ:https://from-artist.com/collections/jun
真っ白な壁には、濃い色を基調としたアートが映えます。例えば写真のようなビビットなブルーやパープルが中心の作品を飾れば、モダンでスタイリッシュな印象になります。一方で、ダークグレーの壁には、パステルカラーや明るい色を持つアートを飾ると、作品が主役として目立つ空間になります。
まとめ
アートと家具のカラーコーディネートは、部屋の印象を大きく左右します。今回ご紹介したテクニックを活用すれば、色の力を最大限に引き出し、洗練された空間を作り上げることができるでしょう。あなたの好みやライフスタイルに合わせて、アートとインテリアの色を楽しみながら、空間に個性を加えてみませんか。
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FROM ARTIST 運営スタッフ。コラム記事の作成をしています。アーティストの魅力をお伝えできるように、運営のサポートを行っています。
監修者:戸井田翔馬
BUSCA合同会社CEO。FROM ARTIST事業責任者。マーケターとしてキャリアをスタートし、事業会社・広告代理店を経験し独立。カリフォルニア大学バークレー校やロンドンビジネススクールなど複数の大学院・ビジネススクールでマーケティング関連のプログラムを修了。また、マッコーリー大学でMBAコアカリキュラムを、ブリティッシュコロンビア大学で教育におけるアートの重要性も学んでいる。
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