命のかたち、猫の眼差し――貴田レオンが描く「たまご」と日常の詩学

命のかたち、猫の眼差し――貴田レオンが描く「たまご」と日常の詩学

ひとつの「たまご」が、どれほど多くの物語を宿しているだろう。貴田レオンの作品世界は、その問いかけから始まる。デザイン企画会社での経験を経て絵本や児童書の分野へ、さらに猫作家として手描きの温もりを届けてきた彼女の筆は、ファンタジックな森の神話と、ゴロゴロ喉を鳴らす猫の日常という、二つの異なる風景を行き来する。けれどもそこに流れるのは、命の誕生を祝い、日々のささやかな幸福を見つめる、一貫した優しい眼差しだ。

生命の予感——森と卵の神話

深い森の奥、誰も踏み入れたことのない場所に、黄金色の光が宿っている——そんな寓話の冒頭のような情景が、この章の作品群には広がっている。たまごは生命の象徴であり、未来への扉であり、希望そのものだ。貴田レオンは児童書で培った物語性を駆使し、卵というシンプルなモチーフに神話的な奥行きを与えている。ファンタジーでありながら、どこか懐かしい。

賢者の森

賢者の森

by 貴田レオン

森に生まれた新しい命たち。不思議なパワーを秘めた動物たちが集う賢者の森を、黄金色を基調に描き出しました。卵から命へ、そして未来へと続く希望のメッセージがアクリルで力強く表現されています。シャンパンゴールドの額が、作品の輝きを一層引き立てます。

サイズ 61×50cm
価格 ¥100,000
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その森の記憶を、別の光が照らし出す。

希望のたまご

希望のたまご

by 貴田レオン

新しい命の誕生を待ち焦がれる森の仲間たちの想いが、希望のたまごに込められています。スパンコールやガラスで丁寧にデコレーションされたキャンバスは、見る角度によって光が躍動し、物語の世界へ引き込みます。生命の息吹を感じさせる温かな作品です。

サイズ 46×46cm
価格 ¥35,000
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希望という名の光は、やがて時を超えて——

Future

Future

by 貴田レオン

晴れの日も悪い日も、やがて訪れる明るい未来を信じて。空、人、動物、建物が織りなす多彩な色合いを、筆のタッチを活かして丁寧に描き込みました。困難の中にも光を見出す強さと、その先への希望が静かに語りかける作品です。

サイズ 46×46cm
価格 ¥35,000
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たまごが孵るその瞬間まで、物語は静かに待ち続ける。森も、光も、未来も、すべてはまだ予感の中にある。

初めて絵を買う方へ

絵を選ぶときは、まず自分の部屋を思い浮かべてください。壁の色や家具との関係を考えると、自然と合う作品が見えてきます。サイズはA4程度から始めるのがおすすめ。額に入れるか、そのまま飾るか。予算に合わせて、一枚目は直感を大事にして選んでみてください。

ゴロゴロにゃんの日常讃歌

神話の森から一転、ここには縁側の日差しと、畳の匂いと、猫の喉を鳴らす音がある。貴田レオンの猫作家としての原点が、ここに凝縮されている。Tシャツやバッグに描かれ、多くの人の日常に寄り添ってきた「ゴロゴロにゃん」たちは、悪戯好きで、少し間抜けで、それでいて愛らしい。彼らの日常は、私たちの日常そのものだ。

お魚釣れたよゴロゴロにゃん

お魚釣れたよゴロゴロにゃん

by 貴田レオン

悪戯好きで可愛らしい猫たちが大物を釣り上げた喜びが、油彩ペンと鉛筆で生き生きと描かれています。ゴロゴロと喜ぶ猫たちが歌いながら帰る様子が浮かぶようで、見ている者まで幸せな気分に包まれます。ほほえましい物語性を秘めた一枚です。

サイズ medium
価格 ¥30,000
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猫の眼差しは、いつだって今日という一日を祝福している。小さな釣果も、立派な物語になる。

神話の森で輝く黄金の卵も、縁側で魚を誇らしげに掲げる猫も、等しく未来の予感を抱いている。貴田レオンの作品は、壁に飾られたとき、その部屋に小さな物語の種を植える。絵本のページをめくるように、毎日少しずつ違う表情を見せてくれるだろう。日常に寄り添う一枚を探しているなら、彼女の世界を覗いてみてほしい。

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