橋本里美の制作風景を想像してみてください。パレットの上で絵具が溶け合う様子を、じっと見つめている姿が浮かびます。「色と色が混ざり合うのを眺めるのが好き」と語る彼女にとって、作品を完成させることと同じくらい、色が変化していく過程そのものが大切なのかもしれません。抽象画、イラスト、刺繍という異なる技法を用いながらも、一貫して「色の出会い」を探求し続ける橋本の作品世界には、静かな観察眼と遊び心が同居しています。
雪原のヘラジカ
by 橋本里美
静寂に包まれた雪原に静かに佇むヘラジカの姿。アクリルと刺繍、ビーズが織り交ざることで、冷たさと温かみが共存する独特の世界が生まれています。色と色が混ざり合う瞬間を愛する作家ならではの、繊細で奥行きのある表現です。
サイズ 24×24cm
価格 ¥50,000
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色が溶け合う様子を眺めるとき、そこにはどんな時間が流れているのでしょうか。
船
by 橋本里美
船と街。どちらから見つめているのか、その視点の揺らぎが作品に詩情をもたらします。アクリル絵の具で描かれた情景は、眺める者の想像力を優しく刺激し、異なる二つの世界の関係性について考えさせます。
サイズ small
価格 ¥10,000
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抽象的な色の世界から一転、具体的なモチーフが立ち上がることもあります。
羨望
by 橋本里美
羨望という複雑な感情を、アクリル絵の具と顔彩、ラメで表現した作品です。他者を羨む心情と、自分もまた他者に見られているという相互的な関係。小さな画面の中に、人間関係の本質が静かに映し出されています。
サイズ 10×10cm
価格 ¥5,000
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平面の世界で探求してきた「色の混ざり」は、糸と針によって別の表情を見せます。
絡まる糸
by 橋本里美
ささいなことで絡まってしまう糸。その複雑さをほぐす過程の繊細さと根気強さを、アクリル画で丁寧に表現しています。日常の小さなもつれと向き合う瞬間が、深い思慮の時間へと変わる情景が立ち上がります。
サイズ 14×18cm
価格 ¥18,000
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素材が変わっても、彼女が見つめ続けているものは変わりません。
編む
by 橋本里美
一本の糸がいくつもの模様を織り成す編み物の営みを、アクリルで柔らかく描きました。受け継がれ続ける大切な技や営為への眼差しが感じられ、素朴ながら深い味わいが作品全体を包み込んでいます。
サイズ 14×18cm
価格 ¥18,000
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多様な表現を経て、再び色そのものと向き合う時間が訪れます。
真珠
by 橋本里美
真珠のもつ光沢と輝きを、アクリル画とビーズ刺繍で表現した小さな作品。素材が重なることで生み出される深みのある輝きは、静かで優雅な美しさを観る者の心に届けます。
サイズ 10×7.5cm
価格 ¥5,000
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ひとつの技法に留まらず、抽象と具象、平面と立体を自由に行き来する橋本里美。その根底にあるのは、色が混ざり合う瞬間への純粋な好奇心です。完成された作品だけでなく、制作途中の偶然や揺らぎまでも大切にする姿勢は、見る人に「表現することの自由さ」を思い出させてくれます。日常の中でふと色の重なりに目を留めたとき、橋本の作品が心に浮かぶかもしれません。
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