黄色と紫と図形で描く、心が動いた瞬間の記録 ― shimshiro「Inside mind」 - FROM ARTIST

黄色と紫と図形で描く、心が動いた瞬間の記録 ― shimshiro「Inside mind」

福岡で会社員として働きながら制作を続けるshimshiroさんは、1995年生まれ。黄色と紫色に引き寄せられるという自身の体質を、そのまま作品の軸にしているアーティストです。代表的なシリーズ「Inside mind」は、日々の暮らしの中でふと動いた心を、一枚の絵に留めたもの。うれしさや安らぎといったポジティブな感情も、もやもやとした不安のようなネガティブな感情も、黄色と紫、そして丸・三角・四角の図形に置き換えられています。難しい知識がなくても、色と形をたどるだけで楽しめる作品です。ここでは6点を順にご紹介します。

Inside mind-7-「葛藤」

Inside mind-7-「葛藤」

by shimshiro

心の中で静かに繰り広げられるポジティブとネガティブの攻防。黄色と紫色が織りなす幾何学的な形態は、絶え間なく揺れ動く感情の風景を映し出します。その先の見えない緊張感が、深い思考へと導きます。

サイズ 11×11cm
価格 ¥2,500
作品を見る

色数が限られているのに、なぜこれほど表情が違って見えるのでしょう。図形の置かれ方や色の割合に目を向けると、心の動きの違いが見えてきます。

Inside mind-6-「冷静なフリ2」

Inside mind-6-「冷静なフリ2」

by shimshiro

表向きの冷静さの裏側にあるもの。黄色で装う明るさの奥底で、紫色が静かに侵食していく様子が、実に繊細に表現されています。日々の生活のなかで誰もが経験する、その複雑な心情との向き合い方を優しく問いかけます。

サイズ 11×11cm
価格 ¥2,500
作品を見る

明るい黄色が前に出る画面から、紫がそっと広がる画面へ。同じ二色でも、比率が変わるだけで空気は大きく変わります。

Inside mind-8-「夜中に目が覚めたら」

Inside mind-8-「夜中に目が覚めたら」

by shimshiro

夜中の目覚めのあの曖昧さ。ふわふわと定まらない心身の状態を、黄色と紫色の柔らかな交わりで表現。幾何学的でありながらも、どこか漂うような印象が、寝ぼけた思考の世界へそっと招き入れます。

サイズ 11×11cm
価格 ¥2,500
作品を見る

丸の柔らかさと、三角の鋭さ。図形はそれぞれ感情の手触りを担っていて、並べてみると互いを引き立て合っているようにも見えます。

Inside mind-5-「冷静なフリ1」

Inside mind-5-「冷静なフリ1」

by shimshiro

ネガティブな気持ちの仮面をかぶった時、内側で暴走するポジティブ。黄色が紫色の領域で静かに主張する様子は、矛盾と葛藤のなかに存在する人間らしさを映し出します。感情の多層性を見つめ直させる一枚です。

サイズ 11×11cm
価格 ¥2,500
作品を見る

ここまで眺めてきた余韻のなかで、ふと自分の一日を思い返してみる。そんな時間に重なる一枚が、すぐそばにあります。

Inside mind-1-「ポジティブモード」

Inside mind-1-「ポジティブモード」

by shimshiro

黄色く明るく優しく。ふわふわと浮かぶようなポジティブな感情の世界。幾つもの図形が寄り添い、重なり、増幅していく様は、心が温かく満たされていく瞬間そのもの。やさしさに包まれた光の表現です。

サイズ 11×11cm
価格 ¥2,500
作品を見る

もし今日の気分に色をつけるなら、何色を選ぶでしょう。黄色と紫のあいだにある微妙な揺らぎを、最後の一枚で確かめてみてください。

Inside mind-9-「不安」

Inside mind-9-「不安」

by shimshiro

不安に支配される心の景色。わずかに残された黄色が紫色に次々と飲み込まれていく凄絶な風景が、静かに圧倒的に迫ります。ネガティブな感情の渦の中で、私たちが抱く切実な思いを深く映し出す作品です。

サイズ 11×11cm
価格 ¥2,500
作品を見る

shimshiroさんの作品は、特別な出来事ではなく、ふとした瞬間の心の揺れを大切にすくい上げているところに魅力があります。黄色と紫の組み合わせは、明るさと静けさの両方を感じさせ、図形の配置によって見る人それぞれの感情にも寄り添います。気になる一枚があれば、その理由を考えてみるのもひとつの楽しみ方です。部屋に飾れば、自分の心の動きを思い出すきっかけにもなるかもしれません。

shimshiroの作品一覧を見る

Back to blog