こんにちは。
小さな幸せ 祈りのアートNaokoです。
私のコラムを開いてくださり、ありがとうございます。
さて、皆様は薔薇はお好きですか?
多種多様な美しい姿や華やかな香りに、心を惹かれる方も多いことでしょう。
それではその中で、皆様はどのような色どのような品種がお好きですか?
私は8月のこの時期のために、繰り返し描きたくなる薔薇があります。
それは平和への祈りが込められた薔薇たち。
広島市の平和記念公園や平和大通り周辺には
世界各地から平和への願いを込めて寄贈された数々の薔薇や、平和にちなんだ名を持つ品種が植えられています。
広島県で生まれ育った私は、子供の頃から学校で原爆や戦争の歴史を学び、平和の大切さを学んできました。
ですが、当時はその歴史の悲惨さや重さに、どこかつらい気持ちを抱えていた記憶があります。
その後大人になってから出会ったのが、平和を願って寄贈された温かく優しい祈りの薔薇たちでした。
今回ご紹介する『ヒロシマの薔薇の祈り』に描いたのは、そのような祈りを象徴する薔薇たちです。
・長崎で自らも被爆しながら人々の治療と平和に尽くした医師・永井隆博士の自宅の庭から、広島へ寄贈された特別な薔薇「広島・長崎平和のバラ」
・第二次世界大戦後に平和への願いを込めて名付けられた「ピース」
・平和のシンボルをそのまま冠した「ヒロシマヘイワキネンコウエン」
私はこれらの薔薇を、人々の祈りが天に向かって昇っていくように、弧を描いて配置しました。
その薔薇たちを中央で見守る天使は、世界中から集まる優しさの循環を受け止め、共に祈り続けています。
平和を願う気持ちに、国境も人種も、宗教や性別の違いもありません。
悲しみや怒りではなく、この薔薇たちのように「優しさ」が波紋のように世界へ広がっていきますように。
そんな想いを込めて、この作品を描きました。
だからといって、私の作品をお部屋に飾ってくださる方に
「いつも世界平和という大きな課題を意識してほしい」
「何か平和運動や活動をしてほしい」
と願っているわけではありません。
ふとした時にこの絵を目にして、ほんの少しだけ平和に思いを馳せる時間を持っていただけたら、それだけで十分です。
あるいは、そういう特別なことすら意識する必要もありません。
ただ作品を見て、ご自身や周りの身近な人たちに対して、ほんの少し優しく穏やかな気持ちになれたり、心がほっと癒されたりしてくだされば、それが何より嬉しいのです。
自分自身の日常が優しく穏やかであること。
それこそが、一番身近で大切な
「平和への第一歩」だと思うからです。
美しい花を描くこと自体、とても素敵なことです。
けれど、もしその花に誰かの「平和への祈り」が込められているのなら。
それを受け取って描くことは、作品を通してまた誰かのもとへ、その祈りと優しさを届けることなのだと私は思います。
これが、私が平和の薔薇を描く理由です。
怒りや悲しみではなく
優しさと祈りが巡っていきますように
***
今回FROM ARTISTに出品した
『ヒロシマの薔薇の祈り』や、
現在展示会に出展中のアクリルの天使画
『生まれた光』が、お手に取ってくださった方やご覧くださる方の日常に
小さな温かい光をお届けできましたら幸いです。
FROM ARTISTの私の作品ページでは、
『ヒロシマの薔薇の祈り』の他にも、優しい平和をテーマにしたパステルアート作品やその他、日常に小さな幸せと癒しを感じていただけるような作品たちをご覧いただくことができます。
ぜひ私の作品ページを覗いてみてくださいね。
【参加中の展示会】
『平和を愛する絵描き展3』
BOJI HAIR+GALLERY様
東京都渋谷区東2-18-6 松岡ビルB1・2F
2026年8月1日(土)〜8月9日(日)
14時〜19時
休廊日8月5日(水)
入場無料
出展作品
『生まれた光』