Collection: 阿部充紘

1996年神奈川県生まれ、大学在学中の18歳から写真を始める。ネパールやキューバ、モロッコなど世界各地を旅しながら撮影を行う中で、「境界」の持つ強固さと曖昧さを写真活動のテーマに据える。2019年からは中東の紛争地とそこに生きる人々を写真に収めたほか、翌年には国境を題材に撮影を行い「境界」の形を模索してきた。大学卒業後はNHKで報道カメラマンとして国内政治や能登半島地震の被災地を取材する傍ら、東京、神奈川、長野、石川で展示を開催してきた。これまでにイスラエルとパレスチナを撮影した”Wandering Olive Trees”(2019)や、アメリカ・メキシコ国境間の壁を題材とした”Boundary”(2020)のほか”侵喰”(2023)を発表。近年は能登半島の道路をテーマに「轍」を制作している。