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盛永大資
10数年前から年に数回、衝動的に絵を描くようになるが継続はせず。2021年3月、睡眠薬等のオーバードーズにより精神科閉鎖病棟に入院し双極性障害と診断される。病棟で週2回行われる作業療法にて定期的に絵を描くようになる。そこで自分の絵が他者に認められる、という嬉しさを感じ、退院後も定期的に継続して絵を描くようになる。様々な画材を用いつつも、ほぼ一貫して女性の顔を描き続けている。その理由は未だ不明である。また、"遺影シリーズ"と称する自画像や抽象画、風景画等も描く。緑内障による右眼失明。それによる視覚・色覚情報の認知の歪みが表現に影響を与えている。普段はendsnotnearという名義で音楽活動も行っている。
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笛木 紀予子
群馬県伊勢崎市在住。大学で美学美術史を学び、学芸員資格を取得。写真店勤務。2006年、携帯電話のカメラで太陽を撮影した際、加工を一切していないにもかかわらずカラフルな光が写る現象に出会い、太陽の写真にアートを感じる。幸せを願う言葉を念じて太陽を撮る独自のスタイルを確立。写真には心身の癒しや開運、空間の浄化などの効果を感じる声が多く、口コミで広まり全国から注文が集まる。個展や国内グループ展のほか、アート・エキスポ・ニューヨークなど国際アートフェアを含む17カ国で作品を展示。「日本ギリシャ文化交流芸術大賞」受賞。ジョージア・テラヴィ歴史博物館に作品を寄贈。光のヒーリングアートで、見る人に癒しと幸せを届ける。
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豊吉 雅昭
1975年生まれ、埼玉県出身。1997年東京国際大学卒業。在学中はコンピュータに傾倒し、卒業後は日本システム技術株式会社に入社。SEとしてシステム開発に携わる。緑内障による視野欠損が進行し、技術者としての自分に限界を感じて退職。2010年より写真家 所幸則氏に師事。その後も緑内障は進行し2015年から4度の手術を受け、現在では左目にはチューブとプレートが入っている。2022年現在、左目の視野の大半を消失。外科手術を受けるようになって以降、“見えない視界“を表現する作品として「MONOCLE VISION」シリーズの制作を開始。同時期より“7本指のピアニスト“西川悟平氏のリハーサルポートレートも撮り始める。主な機材はSony α7III、RICOH GRIIIを使用。2020年8月に緑内障患者/写真家としてNHK Eテレの番組に出演。2022年4月に個展「MONOCLE VISION」を開催。緑内障フレンドネットワーク正会員。 【Instagram】@ toyokiti